大使更迭のケシカラン理由

皇紀2679年(平成31年)4月1日

植沢駐ケニア大使を更迭 最も重い「厳重訓戒」

 外務省は29日、植沢利次駐ケニア大使(63)が「国家公務員としての信用を損ない、国民全体の奉仕者たるにふさわしくない行為」をしたとして、大使に対する処分で最も重い「厳重訓戒」(停職12カ月相当)を科したと発表した。事実上の更迭で、植沢氏は29日付で辞職した。外務省人事課は植沢氏の「信用を損なう行為」について「関係者のプライバシーに関わり、内容を公表すれば特定につながる」として明らかにしていない…

(産經新聞社)

 産經新聞社記事では、外務省が公式に理由を明かしていない事実が書かれていますが、停職十二カ月にも及ぶ処分の理由は、大使が強姦事件を起こしたからです。何が何でも非公表にしたいがために、相手との示談を成立させたのでしょう。

 わが国の在外公館職員の中には、特に大使とその夫人がまるで「国王と王妃」気取りの者が多く、事務次官まで上り詰めて退官したのちに国際司法裁判所(ICJ)へ行った小和田恆前所長(元判事)と優美子夫人までもが(申すまでもないほかの理由もあって)その類いでした。

 有名な話は、かつて俳優の石原裕次郎さんが某駐在大使主催の宴席に招かれ、夫人の居丈高な態度に怒って列席者たちに呼びかけ、その全員を引き連れて街中の店へ繰り出し「ここは私がおごります」といったことでしょうか。「自分は偉い」と勘違いした挙げ句の宴会三昧が大使らの仕事ではありません。

 武官を含む在外公館職員の仕事は、私たち国民の利益のために動くことであり、そのために諜報戦に挑まねばならないこともあります。現地国への情報工作は、ことに中韓のいわゆる「歴史戦」といわれる対日ヘイトスピーチ(日本差別扇動)を叩き潰すためにも重要な任務です。

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 さて、本日は元号法に基づき新しい年号が事前に発表されてしまう日です。今上陛下の御譲位を「生前退位」などと日本放送協会(NHK)がありえない言葉で表現したところから始まる安倍内閣の一連の動きは、既に申してまいりましたように二千六百七十九年(皇紀)のわが国の歴史に傷をつけました。

 新年号は政令によって発表されるわけですが、もともと政治とは関係がないがゆえに内閣総理大臣よりも内閣官房長官が発表者として適当とされ、平成の折には小渕恵三長官(当時)の会見が語り草になったため、竹下登首相(当時)が「自分がやればよかったと悔しがっていた」というくだらない話は有名です。

 にもかかわらず安倍晋三首相は、竹下元首相と同じ思いをしたくないからなのか菅義偉長官の発表ののちに正午から会見を開き、談話を発表するといいます。全く余計なお世話です。私は、安倍首相の言動を全て否定するような輩を批判してきましたが、はっきり申し上げて「あなたの談話なんぞ一行も聞きたくありません」。

 新年号ばかりは、事前に漏れ聞いたとしても絶対に明かせません。大使不祥事の裏ネタとは次元が違います。それほどのことが「莫迦騒ぎ」に成り果てている現状は、私たち国民が現行典範(占領典範)および現行憲法(占領憲法)の毒に気づかず緩やかながら確実に殺されかかっている証左です。

 では、本日は午前十一時三十五分に再度記事を更新します。またお会いしましょう。 ※ 天皇陛下の御名御璽を賜るのを待ってからの発表のため、少し時間が遅れております。

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『大使更迭のケシカラン理由』に2件のコメント

  1. セカンドフロア:

    遠藤健太郎理事長
    あなたは新元号を事前に知ってましたね。
    菅官房長官の会見が遅れたため記事配信をいったん停止し
    11時42分に新元号が掲げられてるのに11時41分に新元号のブログ記事を配信してしまってます。
    人気ブログランキングの更新時間表示が動かぬ証拠である。
    おそらく11時35分の設定を40分に変更しただけだったのでしょ。
    それにしても凡ミスです。

  2. 遠藤 健太郎:

     皆さん、いつも貴重なご意見を賜りありがとうございます。

    セカンドフロア 様へ
     霞が関ルートで新年号調整を担当していた首相秘書官ですらご存知なかったことを、どうして私が事前に知ることができたとお思いでしょうか。私は確かに、菅義偉官房長官が発表されるのを待って配信しました。今回は(水道民営化に関する記事は、事前にまとめておきましたが)自動配信ではありません。