中国の嘘つき、日本の屈辱

皇紀2679年(平成31年)3月18日

 虚実を弄して市職員を脅し、市民を焼き殺すよう強要した泉房穂前市長(七日記事)のせいで行われた兵庫県明石市長選挙(十七日投開票)で、異様なまでの報道権力による擁護を受けた泉前市長(旧民主党系)が再選されてしまいました。

 これは、北海道に次ぎ沖縄県より酷いといわれる兵庫県内の対日ヘイトスピーチ(日本人差別)活動家たちの企んだ計略通りにことが運んだ悪しき事例です。「四月の選挙前に自民党が仕組んだ悪質な漏洩事件に屈しなかった明石市民」などと歓喜を表明するヘイト活動家たちも、明らかに嘘をついています。

 泉市長の暴力行為(暴言)が漏れたのは、市職員からの悲痛な訴えが発端で、実は報じられた以外にも日常的に事件が発生しており、今回は録音されたものに関して表に出たというにすぎません。ヘイト寄りの報道権力が加担した大いなる嘘に多くの明石市民が騙され、対抗馬に恵まれなかったこともあり、この計略に抵抗することもなかったという結果が泉市長の圧勝でした。

 しかし、不祥事による急な選挙で、四月には再び同じ選挙が行われます。泉市長の「無風当選」はこれで既定路線となってしまいましたが、明石市民はヘイト活動家に屈せず、市民へのヘイトを許さないという姿勢を見せてください。

中国企業を利用したスパイ活動「決してない」 李克強首相

【3月15日 AFP】中国の李克強(Li Keqiang)首相は15日、中国政府が自国企業に外国でスパイ活動をさせることは「決してない」と述べた。

(AFP通信)

 中共の華為技術(ファーウェイ)をめぐる問題について、直近では十六日記事に言及した通り、これには第五世代(5G)移動通信網技術にかかる米国の切実な思いがあります。一方で、その記事に頂戴したコメントにもありますが、ファーウェイの技術にはわが国のそれが十二分に活用されており、まるでわが国企業が単なる部品製造工場と化したかのような屈辱がつきまといます。これは、韓国の三星電子(サムスン)などの製品にも同じことが申せましょう。

 かつて「ウォークマン」で全世界を驚かせたソニーの転落は、「iPod」や「iPhone」で米アップルコンピュータに先を越された企業運営にあり、技術者が牽引するアイディア企業から経営を維持するだけの官僚的企業に堕ちたことが原因でした。表層的には発想の貧困化ということになりますが、わが国企業の多くは、アイディアがなかなか通らない体質に陥ったのです。財務省が招いた「失われた三十年」による委縮もあるでしょう。

 かくしてわが国が育ててしまった共産党人民解放軍系企業は、李克強国務院総理のいうような「スパイ活動はしていない」ということなどありえず、必ずと断言してよいほど情報を抜いています。

 李総理は、スパイ活動を自国の「法律に合わない行い」と述べましたが、平成二十九年六月施行の国家情報法第七条には「いかなる組織や公民も国家の情報活動を支持、協力し、知り得た秘密を厳守しなければならない」と書かれているのです。

 しかし、これがファーウェイの脅威を現実のものとしない根拠として中共は、第八条の「国家の情報活動は法に基づいて行われ、人権を尊重、保障し、個人や組織の合法的な利益を守らなければならない」を挙げていますが、中共はそもそも法治国家ではありませんし、個人または組織に属する個人の人権などほとんど無視されています。

 中共の人権問題は全世界の知るところであり、李総理は明らかに嘘をついているのです。

 李総理も、米国が5Gに関する対中脅威を抱いていることを知っていて、とにかく「米国の主張にこそ根拠がない」といい張るつもりにすぎません。見え透いた嘘でも何でもよいのです。そのうち「米国もスパイしている」と叫び出すでしょうし、現に韓国ですらLINE(ライン)のやり取りを情報当局が盗み見ていると公表して国民的騒動(大量退会)を引き起こしましたから、どこでもやっていることなのでしょう。

 ところで、韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)は、中共にもはしごを外されそうです。米中の対韓制裁が近づき、使えない工作員というレッテルが張られようとしています。

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『中国の嘘つき、日本の屈辱』に3件のコメント

  1. あきちゃん:

    どこぞの方が、マスゴミの暴力だかに屈しなかったとか書いていますが。
    実際は、マスゴミを味方につけ大衆をコントロールした選挙だったと思います。

    北口さんにしろ 元民主党のサラブレッド
    結局 候補は、民主党か共産党

    くその中から選べというどうしようもない選挙
    情報統制されているから分からないのでしょうけど。

    さて、市会議員 50人位のポスターが貼られます、普段から興味ない人は、どう選ぶのでしょうね?

    泉市長時代には、ほんの一部の会派を除き(共産党含め)泉市長をと共同歩調をとっていましたので、恐ろしい条例が可決されそうです。

    市民の殆どは知りません!

  2. きよしこ:

    泉市長の政治家としての実績や資質などは存じ上げませんが、今回のような一つの市ならまだしも、これからの統一地方選や参議院議員選挙などで対日ヘイト派が当選してしまうのは東京や沖縄の悲惨で醜悪な現状を見れば何としても避けなければならないのは明らかです。前回の参議院議員選挙における東北地区や前回の沖縄県知事選挙での対日ヘイト派の結束と「勝利」は今なお我々の生活を着実に蝕んでいます。他にも仙台市長や滋賀県知事など旧民主党の残党が各地方自治体にしぶとく居座っています。自民党系の候補者が優れているなどとは全く思いませんが、今年の核選挙で旧民主党系が勝つことは悪夢の民主党政権の再来であり、我が国を自立した主権国家にする機会を永遠に奪いかねません。今まさに我々に求められているのは、東京新聞の某女性記者らが口にするようなのとは一線を画した本当の意味での「権力の監視」なのだと思います。

  3. あき:

    碌な人間が出馬しない、出来ない・昔、父が議員政治家には屑しか居ない、屑しかならないと言っていたんですが、子供心に屑しかならなかったら国とか政治とかどうなるんだろ?と思った事が有りましたが、年を取ってみると確かにその通りですね。 あいつは糞野郎(会費?泥棒)だが、あれしか立候補しないから投票せざるを得ない~とか、子供の時びっくりしたけど、こんな事例よくあるんでしょうね。
    しかし、いま自民も野党も擁立出馬させる連中が酷過ぎです、こんな連中が都合のいい様に法律や条例等いじくりまわしてきたのですから悲惨です。
    だから、一度どうしても新しく立て直す事が、必須なのです。 利権も何もない市民政党が今の、日本第一党だと思います・どうしてもこの党が政権を一度とり創り直すことが必須です。
    志ある人は、出来る事で応援協力して欲しいです。 一番は出馬すべき人材が出て欲しいです。