母の慈愛知らない小池知事

皇紀2678年(平成30年)11月18日

 わが国のみならず亜州各国で、韓国のいわゆる「K-POP」の人気は確かに一定程度あります。それは、コンテンツとしての安さから広まったもので、韓国の国策は成功したように見え、わが国がその戦略を見習うべきところもありましょう。

 しかし、わが国で「韓流」と呼ばれるブームが起きるたびに駄目になるのは、対日ヘイトスピーチ(反日)をやめない別の国策に阻まれるからです。

 一方、それとは関係がないはずの他の亜州各国でも、韓流は長続きしていません。フィリピン(比国)でもヴェト・ナム(越国)でも、例えば耳に残ったK-POPを口ずさみながら韓国の批判をする人びとが多いといった具合で、韓流戦略が韓国の印象向上に全く繋がっていないのです。これは国策として大失敗です。

 タイ(泰王国)では、バンコク都フワイクワーン区のRCA(ロイヤル・シティ・アベニュー)に昨年四月、ロッテ免税店などが入る「Show DC」が開業しましたが、未曽有の業績不振にあえいでいます。韓国芸能人が総力を挙げて宣伝したこの「韓流モール」を訪れる泰国民はほとんどおらず、泰政府も空港での免税品引き渡し許可を未だ出さないため、韓国人観光客にとっても利用価値がありません。

 そもそもRCAが「弘大(ホンデ)通り」と呼ばれるようになってから廃れ始めたことも原因で、ここが若者を中心に賑わったのは、コリアンタウン化してしまうより以前のことでした。そのような場所に開業しても、もうバンコク都民の興味をひかないどころか、コリアンタウンに対する印象の悪さを増幅させるだけなのです。

 私が驚いたのは、もう二十年ほど前に「韓国人お断り」と書かれたサーヴィス・アパートメントが何軒もあったことで、さすがに「差別では」と思って理由を尋ねると「韓国人の利用態度が悪すぎて、泰王国全土で問題になったから」とのことでした。

 これでは、たとえ韓国人が「K-POPを広めた」と胸を張っても、ただただ恥ずかしいだけです。そこに私たちが見習うべきものは何もありません。私たちは、亜州各国に確かな兵站を得るよう努め、同時に慎み深さを忘れたくないものです。
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■第10回 救国の提言講演会<関西>■
 「日本の労働環境が危ない~関西生コン日教組、アベノミクスの新展開」
 今回は特に、連帯ユニオン関西生コン支部を追い続けた気鋭のジャーナリスト・渡邊臥龍氏をお招きし、労働組合とは名ばかりの恐るべき実態に迫ります!
 日 時 11月24日(土曜日)18:30-20:30
 場 所 神戸市勤労会館(地図は施設概要を参照)
 講 演 渡邊臥龍(牢人新聞社主幹 元衆議院議員秘書)
     遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

「母の慈愛を」発言、小池知事は不快感 鳥取知事が謝罪:朝日新聞デジタル

 東京都の小池百合子知事は、今月の全国知事会議で鳥取県の平井伸治知事から「母の慈愛の心を持って」と言われたことに対し、16日の定例会見で「私は母になれなかった。安易な発言で、大変傷ついた」と不快感を示…

(朝日新聞デジタル)

 さて、表題の件。東京都の小池百合子知事は、男性政治家に対して女性政治家の存在感を低落させる役割しか果たしていません。朝日新聞社記事にあるようなことをいえば、この種の感情的表現で行政課題の議論をあいまいにしたとの批判を免れないのに、どうしてもいってしまう「女」を前面に出した手口こそが男性にも女性にも受け入れられないのです。

 鳥取県知事らの提案もいかがなものかではあるのですが、それに真正面から反論できない小池都知事は、たとえ自身が「母」になれなかったとしても、あなたが母親から受けた慈愛の心も分からないのでしょうか。それをいえば「母親に育てられなかった子もいます」などと話をそらし続けるのでしょうか。

 もはやこのようなことを会見でいい出した小池都知事は、政治家として完全に末期です。一刻も早く辞めてもらいたい。

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『母の慈愛知らない小池知事』に5件のコメント

  1. 奈々子:

    何が起きてるのか分からない内に、あれよあれよで猪瀬さんが辞めさせられてからの選挙、舛添をリコールさせようとしていた熱気、都議連自民党の都民不在の権力闘争、これと言って何の特徴もない自民党が出して来た候補、あの低劣な鳥越なんてという状況が小池百合子に向かわせてしまったこと。

    都民は全てに本当に疲れきってしまって、小池百合子の任期が終わるのをただ待っているだけです。

  2. 日本女性:

    >あなたが母親から受けた慈愛の心も分からないのでしょうか。

    この記事を読んで私がとっさに思ったことはこれでした。平井知事の言葉に傷ついたと言えるのは孤児で孤児院育ちの人だけです。産まなくても、産めなくても、子連れ男性と結婚する、あるいは東京都が力を入れている里親制度を使い、母になることも可能です。

    結婚は子宮全摘手術の前だったはず。そのときに産むという選択肢もあったでしょう。産まなかった理由はわかりませんが、わが子を産まなかったことの後悔も、病気の運命もみずからが負うべきであり、被害者ぶっているとしか思えません。

    余談ですが、この深刻ぶった顔を見て、肥満によるほっぺたの肉づきと老化によるほうれい線のたるみに、知事就任からたった2年でこの衰えを晒したことからも下手な芝居はやめたほうがいいでしょう。

  3. 心配性@我は蛮夷なり:

    いずれにせよ、子宮筋腫で全摘するという事は、特にお子さんを望まれる女性にとっては悲劇以外のなにものでもありません。
    この件に関しては、心中をお察しするしかありません。

    ところで、「韓流」を推しつつ、「侮日」を続ける韓国の矛盾についてです。

    まさかとは思いますが、文政権の経済政策が破綻しており、若者の失業率も高いままなので、国民総出で「反日」をやって、最も深刻な問題から目を逸らしているという事はないのでしょうね?

    自衛隊が公的な場で旭日旗を掲げても、欧米の戦勝国も、アジアの国々も、別に文句を言いません、韓国以外は。
    経済対策とかやるべき事が山積みでしょうに、あまり重要ではない事に必死になって、先だっての松◯一◯さんのような「誤った情熱」の発露を感じます。

    ディズニー実写映画『ダンボ』、ポスター旭日旗論争…ネットユーザーの間で炎上
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000049-cnippou-kr

    スペインの大学映画祭ポスターに「旭日旗」 韓国学生抗議で大学謝罪
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000529-san-eurp

  4. 心配性@我は蛮夷なり:

    >大都市の税収の一部を地方に配分する「偏在是正」をめぐり、議論が交わされた。地方を中心に多くの県が是正に賛同しているが、東京都は税収減につながるため、小池知事が反対している。

    「ふるさと納税」もそうですが、よく、大都市(東京等)VS地方といった形で語られますが、肝心の地方(地元!)が全く潤っていません。
    県内でも、有力な地場産品に溢れ返っている地域とそうでない地域があり、「返礼品」に関しては、元より「体力差」があるので早く見直していただきたかった。

    地域対立を煽ったり、大都市の税収を毟り取って地方に分配というのではなく、国が責任をもって地方の面倒を見たらよいと思います。

  5. きよしこ:

    小池都知事も知事として大きな成果を挙げていれば同情の一つでもされたかもしれませんが、壊すことしか脳のない人間がここぞとばかりに他社の発言に噛みつくさまは醜悪そのもので、私たちが尊重してきた「女性らしさ」ではなく「女々しさ」以外の何者でもありません。「馬鹿」は笑って済ませられますが「卑怯」は看過できません。馬鹿で卑怯な知事など単なる有害物質でしかないのですから即刻辞めて頂きましょう。もはや顔も名前も見たくありません。