在韓米軍縮小?米の真意は

皇紀2678年(平成30年)5月5日

【激動・朝鮮半島】トランプ氏、在韓米軍の縮小検討指示? 米紙報道、「非核化の取引材料にはしない」

【ワシントン=黒瀬悦成、ソウル=桜井紀雄】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3日、トランプ大統領が米朝首脳会談の実施を前に、在韓米軍の規模縮小に向けた選択肢…

(産経ニュース)

 まもなく米国のドナルド・トランプ大統領が米朝首脳会談の日時と開催地を発表しますが、恐らく来月中旬に連合国(俗称=国際連合)軍が取り仕切る板門店で(米朝双方に都合のよいシンガポールとの声もありますが)開くのではないでしょうか。

 北朝鮮が朝鮮労働党の金正恩委員長を板門店程度までなら外出の即時公表をしても体制に異常はないと確認できた韓半島(朝鮮半島)南北首脳会談は、まさに米朝の予行演習でした。

 その南北首脳会談の結果を受けて韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)を絶賛してみせたトランプ大統領の思惑は、在韓米軍の規模縮小にあったと思います。産經新聞社も報じたこの情報は、そのためのブラフ(はったり)の一種として意図的に流されたものに違いありません。

 在外米軍の費用負担に関する議論がまずトランプ大統領の就任前後にあったことを思い出していただければよいのですが、国防総省内でも意見が二分するのは、総じて部分撤退という選択は米軍を弱くし、しかしながら負担軽減の声も根強くあります。

 文大統領は韓半島の北朝鮮化を目指しており、在韓米軍を追い出す気です。本当にそのままトランプ大統領も「ちょうどいい」とばかりに撤退すれば、韓半島から米国の影響力が完全に姿を消します。それをよしとするはずがありません。

 米政府は、このような情報を先に出すことで韓国の考えを引き出そうとしているのでしょう。これを聞いて焦りを覚える韓国保守派も多いはずです。そうなれば文大統領は追い詰められていくでしょう。トランプ大統領の狙いは、彼を絶賛しておきながらもそこにあるはずです。

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『在韓米軍縮小?米の真意は』に1件のコメント

  1. 心配性:

    石川選手の涙と、伊藤選手の喜びのツイートが全てを語っていました。

    アスリートの正義が、「政治パフォーマンス」に勝利した、溜飲の下がる試合でした。

    卓球女子が決勝進出 涙の佳純「嬉しくて泣いているわけじゃなくて」
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180504-00000150-spnannex-spo
    >第3試合で平野美宇(日本生命)が勝利し、決勝進出が決まると石川の涙腺が決壊。決勝進出の歓喜に浸ったからではない。「嬉しくて泣いているわけじゃなくて」と話し、合同チームとの対戦などいつもと違う状況下での試合を踏まえ、「いろんなハプニングをみんなで乗り越えることができて、ホっとした」と涙の意味を説明した。