財務省よ、次がまだあるぞ

皇紀2678年(平成30年)4月20日

【財務次官更迭】財務省、狂うシナリオ 人事見通せず、発言力も低下

18日に事実上更迭された財務省の福田淳一事務次官の後任は、本命候補とされた岡本薫明主計局長ではなく、当面は矢野康治官房長が代行することとなった。岡本氏は森友学園…

(産経ニュース)

 安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領の日米首脳関係が非常に難しい局面を迎えましたが、財務省について、もう一言申し上げておかねばなりません。

 テレビ朝日の女性記者に対する性的嫌がらせで辞職した(安倍首相不在のうちに「事実上の更迭」などと書いてお茶を濁すな、産經新聞社め!)福田淳一前事務次官の後任代行が、とりあえず矢野康治官房長ですって?

 学校法人森友学園に関する添付調書改竄問題が理財局と近畿財務局で起きた時、なぜか「一時行方不明」情報が出た矢野官房長ですが、福田前次官の件を調査してきたのも矢野官房長です。

 そして、被害を受けたとされる女性記者を指して「(名乗り出るのは)そんなに苦痛か?」などと発言したらしい(関連報道を参照)のも矢野官房長であり、福田前次官以上に酒癖が悪くて性的嫌がらせが大好きと専ら省内で知られているのも矢野官房長でした。

 だからこそ「こんな案件」で「下じもの国民どもよ、どけ!どけ! 天下の財務省様の頂点じゃ」が更迭されることをよしとせず、つまりは安倍首相に徹底抗戦する方針を決めたのが矢野官房長なのです。

 しかしながら矢野官房長は、安倍首相と同じ山口県の出身(下関市)で、わが国を駄目にした東京大学法学部ではなく一橋大学経済学部の卒業ですが、それでも安倍首相に従いたくなかったのは、よほど自身の性的嫌がらせが酷い(問題なしとしたい)のでしょう。

 一部では、一時彼が菅義偉官房長官の秘書官を務めた経験から、菅長官の肝いりで出世したようにいわれていますが、一橋大卒をここまで引き上げたのは、消費税率引き上げへの貢献を出世の条件に盛り込んだ(前出産經記事にもある)岡本薫明主計局長であり、佐藤慎一元次官です。

 なるほど、だから増税を二度も延期した安倍首相を倒したいのでしょう。いずれにせよこの醜聞もそのうち報道に出ます。

 さらにもう一つ。

官民ファンドでセクハラか くじ引かせ食事など要求 クールジャパン機構幹部ら

アニメや日本食など日本の魅力ある文化や商品を海外に売り込む官民ファンド「クールジャパン機構」(東京都)で、女性社員数人が現役の役員や中央省庁出身のキャリア官僚か…

(産経ニュース)

 これは、昨年七月の報道で、私がさんざん「名折れ機構」呼ばわりしてきたクールジャパン(海外需要開拓支援)機構の専務執行役員(当時)が女性に対する性的嫌がらせをしていたというものです。この犯人の氏名は、代理人弁護士の要請で削除されていますが、この乱痴気パーティーには、同じ執行役員の森山茂樹福岡財務支局長も参加していたのでしょうか。

 財務省からのこのこ出向してきたような連中の「やっつけ仕事」だからクールジャパンもアベノミクス自体も頓挫しているのです。何度でも申しましょう。こんな国家権力は、間違いなく「クイズ小西で亡命!」の同類、すなわち国民の敵です。さぁ、私を「左翼」と呼びなさい(笑)

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『財務省よ、次がまだあるぞ』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    やはり「お勉強」ができると我が国では裕福になれる上に、女性に対して性的嫌がらせし放題という「この世の春」を満喫できるものなのですね。性欲が強いだけで全く結果の伴わない(泣)男からすると羨ましいような腹立たしいような・・・

    >しかしながら矢野官房長は、安倍首相と同じ山口県の出身(下関市)で、わが国を駄目にした東京大学法学部ではなく一橋大学経済学部の卒業ですが、それでも安倍首相に従いたくなかったのは、よほど自身の性的嫌がらせが酷い(問題なしとしたい)のでしょう。

    このくだりなど、あまりにも常人の理解を超越していて、こんな人たちになけなしの給与から税金を搾取されているのかと思うと眩暈がしそうです。とにかく安倍首相以下、「日本を取り戻す」と約束して政権の座に就いた面々は財務省という「最低官庁」を叩き潰し、このろくでなしたちを吊し上げてください。不本意ながら消極的に現政権を支持しなければいけない理由は、国会を全面停止させるという前代未聞の暴挙に出た野党を見ればわかるでしょう。はっきり言って現政権、ろくでなしたちに対して甘すぎです。

  2. 心配性:

    セクハラ被害を受けた女性記者の涙ながらの「訴え」を、あろう事か、「女性上司」が強引に握り潰そうとしたとの内部告発さえあるようです。

    女性でもある、辻元清美議員などは、今回の「セクハラ問題」を、もっぱら「麻生降ろし」や「安倍降ろし」に利用しようと頑張っておられるようです。
    しかし、麻生氏や安倍氏が辞任すれば、マスコミや財務省の「セクハラ体質」が改善され、「女性の人権」が守られるという事でもないでしょう。

    恐らく、鳩山総理時代にも、菅総理時代にも、それ以前の総理の時代にも、「女性記者を人身御供にして官僚から情報を得る」という事を、マスコミ業界は普通にやってきたのだろうと想像します。

    朝日新聞、セクハラを口封じか 胸わしづかみにされるも先輩から「我慢しろ」…元女性記者が衝撃告白 (1/2ページ)
    https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180418/soc1804180021-n1.html