優秀か?いい加減な霞が関
三月二十一日記事で申したように、日本年金機構のみならず内閣府の原子力委員会も、中共企業にデータ入力業務を丸投げするような「SAY企画」(東京都豊島区)に入力業務を入札させるのですから、環境省の原子力規制委員会もいい加減な管理をしていたのでしょう。
先日来大騒ぎしている防衛省の日報問題にしても、優秀を自認する大勢の官僚たちがこぞってこの程度の管理しかできないのです。あまり悪く申すといけませんが防衛省(背広組)は、つまるところ「二つの学園問題」を生み出した財務省や文部科学省らと大して変わりません。
南スーダンの日報問題でも前後関係すら全く分かっていなかった稲田朋美前防衛相を参考人招致して、野党各党は一体何が聞きたいのでしょうか。いい加減に「佐川喚問」で自分たちの無力と筋違いを思い知るべきです。
まして旧民進党一派の野党議員から「ないといった文書が後から出てくるのは、安倍政権の体質だ」という言葉が聞こえましたが、現行憲法(占領憲法)下でイラク戦争に加担した出鱈目な小泉政権時代の日報をめぐり、防衛省が管理していなかった文書の問題を安倍政権のせいにするのは、さすがに、さすがに、もう一丁さすがに無理がありすぎます。
そんなことしかいえないから(安倍政権への支持・不支持はともかく)どの野党も私たち国民にまるで支持されないのです。