国民審査で469万人が×

皇紀2677年(平成29年)10月28日

 立憲民主党に性的暴行(セクシャル・ハラスメント)疑惑議員がいたり、希望の党の政策協定書が(全く笑えませんが)面白いほど民進党化したり、現世私たち個人の「民意」が最もいやらしい形で姿を現しています。

 かねてより何度も申してきましたが、これが現世個人の理性の不確実性であり、自らの理性と意志と心情に強い疑いを持って処すべきを忘れた現世個人の集合体の、哀しくも哀れな現状なのです。私たちは皆、反省しなければなりません。

 そこへ麻生太郎副首相兼財務相の「自民党大勝は、北朝鮮のおかげ」発言ですが、これはあらゆる角度から見て正しいのです。北朝鮮の弾道弾発射・核開発が国民の意識を刺激したというだけでなく、北朝鮮の対日工作が裏目に出た結果でもあります。

 韓国ではうまくいきました(朴槿恵大統領が引きずりおろされた)が、わが国には通用しなかったのです。民進党の前原誠司代表はこれから、北朝鮮に処分されるかもしれません。

最高裁裁判官、60万票差なぜ 右端に「×」傾向?:朝日新聞デジタル

 総務省は23日、衆院選と同時に行われた最高裁判所裁判官の国民審査の結果を公表した。審査対象の7人は全員信任され、投票率は53・34%(前回50・90%)だった。「辞めさせるべきだ」との意思を示す×印…

(朝日新聞デジタル)

 さて、ここでは「全員に×を」と呼び掛けた最高裁判所裁判官国民審査ですが、総務省の結果発表によりますと、まさか「小池」という氏に反応されてしまったわけでもないでしょうが、約四百六十九万人もの方が小池裕裁判官を信任しないという意思表示をしていました。

 これほどの意思表示を受け取りながら制度の怠慢から全員信任になってしまうという体たらくは、決して許されません。現行憲法(占領憲法)擁護うんぬんを問題提起するまでもなく、総務省配布の公報に全ての関与裁判と判決を明示していないなどの問題があり、現行の国民審査そのものをやめるべきです。

いよいよ明日!
■10.29東京「第五回 救国の提言」■
 日時 平成29年10月29日(日曜日)
    午後13時30分(13時開場)~16時30分
 場所 アカデミー湯島(湯島天神の近く 千代田線「湯島」駅徒歩7分、
     丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅徒歩10分)文京区マップ
 講演 遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
    ~政策提言の取りまとめ~皆さんと懇談
 参加費 1,000円(資料代、お茶・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。(送信は一回)
 なお、午後18時から文京シビックセンターにて日本の心を学ぶ会さんでも別のテーマ「本当の国難は何か」で講演します。
 当日配布の講演会資料として、オリジナル記事を二本書き上げました。ここには書けない情報を中心にお伝えしますので、皆さんのご参集を心よりお待ち申し上げます。

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『国民審査で469万人が×』に5件のコメント

  1. やす:

    小池第一党が第二民進党になることは選挙前から言われていたし、こうした流れは予想通りでさっそく無能小池ファースト都知事がつるし上げにあい代表辞任を求められていましたが、例え第二民進党が万が一政権を取るようなことがあっても同じような流れになって、どの道彼女は捨てられる結果に変わりなかったと思います
    最近は彼女のお陰で当選できた議員が批判するのはけしからんと言われたりして、特に橋下がキレてたりしていたようですが、確かに彼女を批判するのは筋が通らないのは正しいと思いますが、元民進議員を受け入れた時点でこうなることを予測できなかった彼女にも問題があり、結局どっちもどっちで所詮同じ穴の狢同士が食い合っているだけの話です
    あと橋下の発言を記事にするのはやめた方がいいと思いますし、彼は無能小池ファースト都知事以上の極左危険人物で日本が嫌いな人間で間違っても保守では断じてありません
    産経記事で無能小池ファースト都知事の敗因は三つあるとありましたが、豊洲問題が起きた辺りから導火線に火がついていたと思いますし、最大のキッカケは都民ファーストを選挙後早々に代表辞任した辺りから一気に火がすき、小池第一党を立ち上げた時は支持率がかなり落ちていた時ですから、もし彼女が出馬していたとしても今より議席は増やしたかもしれませんが政権奪取は無理だったと思います
    あの時はテレビメディアが勝手に騒いでいただけで、ここでもしつこいぐらい言ってましたが、無視していれば小池第一党に票が集まることはないと思っていましたし、結果的にそのメディアが例の排除発言を大々的に取り上げたことで逆に彼女を潰したのは皮肉でしたね
    議席は減らしたとは言え、結果的に元民進議員を彼女が救ったことに変わりなく、誰も指摘しませんが、私個人の意見として小池第一党なんてなければ元民進議員はもっと議席を減らしていたと思いますし、もしかしたら自民単独で2/3を取れたのではないかと考えてます
    ハッキリ言って今回の選挙で彼女は疫病神以外の何者でもなく、保守の再編という意味で邪魔しただけでしたね
    ですから彼女がつるし上げにあっていても、それが筋の通らないことであってもまったく同情する気になれませんね
    記事にもあるように極左民主党議員のスキャンダルが言われていて、既に崩壊が始まっているなんて動画配信もされていますけど、一つの選挙の戦い方という意味で、特に根拠はありませんが、極左民主党は非常に不気味に感じています
    今回自民党の圧勝に終わりましたが、次は極左民主党のような戦略で戦いに来るかもしれないという意味で、安部総理はシッカリと地盤を固めていかないと足元をすくわれかねないのではないかと心配しています
    とりあえず自民党に時間を稼いでもらって、将来は日本第一党の躍進を期待しています

  2. やす:

    連投失礼します
    本能と理性の話が出ましたが、遠藤さんや戸塚さんの話を聞くまでは、本能と理性を逆の意味で考えていて、本能のままに生きると犯罪を犯すと考えていました
    私なりの解釈ですけど、理性というのは脳という道具だけを利用した損得勘定でまったく血が通ってないというのが問題だと思うんですよね
    理性が肥大化するとどんどんロボット化し、思考能力を奪われ、かつてのオウム事件のような犯罪集団を作り出すだけです
    脳というのは本能の翻訳機で、それが思考という形で言葉として表れてくるものだと考えていて、よく頭を使って考えろ言われることが多いですけど、実は脳は我々が思うほど万能ではなく、本当に使うべきは本能であり、それは第六感ではないでしょうか
    心の声とも言われたりしますけど、それに従うと意外と当たることも多く、人を見抜けたりもします
    理性が肥大化すると心の声がかき消されて、結果として騙されてしまうという悪循環に陥るのでしょうね
    昨今の国民の民度の低さは理性の肥大化なのは間違いないと私も思いますし、それは戦後教育の結果です
    かつてあった教育勅語 もっと言えば江戸時代まであった実語教童子教といった道徳教育は本能を鍛えるために非常に有効だったと思いますし、日本再生のためにこうした教育を復活させるべきだと思います
    理性の肥大化の始まりは間違いなく明治維新からだと確信しています
    連投失礼しました

  3. 心配性:

    地元の選挙区でも、民進党系の希望の党候補が立候補しましたが、もちろん、立憲民主党も民進党系無所属も、候補者の擁立を見送ったようです。
    「民進党系候補」がかぶらないよう、事前に、「選挙協力」を進めていたのでしょう。

    蓮舫氏などは、所属する政党を問わず「民進党系候補」を満遍なく応援して回っていたようです。
    最初から「民進党系議員を全員当選させる」という目標があって、水面下で枝野氏と前原氏による調整が行われていた可能性はないのでしょうか?

    玉木雄一郎議員などは「(民進党系議員が大量当選したのは事実なのだから、これからは母屋を乗っ取って)希望の党を『民進党色』に染めていく」と意気込んでいるようですが、「盗人猛々しい」にもほどがあります。

    民進党系議員が束になって国民を騙したようなものですから、全員辞職して、永遠に政界から去っていただきたいと、そう思います。

  4. きよしこ:

    ツイッターで呟くと何かと厄介な連中から罵倒されそうなのでこの場をお借りしますが、たしかに麻生副総理の発言はごもっともですし、糾弾されるべきは選挙で惨敗したくせにこれを問題視する野党の面々です。とはいえ、もし拉致被害者の御家族が不快感を抱いたのであれば、やはり正式に謝罪すべきだと思います。それでも御家族からそういった声が挙がらないのは、全く信頼できない政府をそれでも信じるしかないからでしょう。ただ揚げ足取りがしたくて過剰に騒ぎ立てる者達には憤りしか感じません。北朝鮮に処分されるべき人間は前原議員だけではないはずです。名前を挙げればきりがありませんが、拉致事件の解決を最優先に考えない国会議員など強制的に失職させ彼の国に送り付けてやりましょう。いずれにしても我々の役には立たない人間なのですから。

    と、血の気の多い書き込みになってしまいましたが、明日の後援会の盛況と益々の御健勝をお祈り申し上げます。

  5. 弓取り:

    私も全員に×しました。
    制度をやめてしまうにしても、代わりが必要だと思います。官僚の審査も必要だと考えているくらいです。

    現行は、「支持」と「白紙委任」に、「どうでもいい」が混じっているかたちですね。
    簡単なのは、不支持に×ではなく、信任するなら〇を記入とすればいかがでしょうか。数字がぜんぜん違ってくることでしょう。

    こうしたとしても、
    >これほどの意思表示を受け取りながら制度の怠慢から全員信任になってしまう
    という、制度の怠慢の裏返しに過ぎないのかも知れませんが。性善説の制度の欠陥です。

    最高裁の裁判官は、信任されたかたちだが、無効票のおかげかも知れず、ほんとうに支持されたとは言い切れない。