日本共産党は熱心ですよ~

皇紀2677年(平成29年)10月21日

演説、黙って聞くべき? ヤジは意思表示か選挙妨害か:朝日新聞デジタル

 街頭演説にヤジはつきものかと思いきや、最近は「選挙妨害だ」と弁士たちが反応する場面が目立つ。街頭演説は黙って聞くべきなのか? 演説中に聴衆が意思を示すのはダメなのか。街頭演説の「作法」とは――。 「…

(朝日新聞デジタル)

 基本的には十八日記事で申した通りなのですが、朝日新聞社の書き方が常に卑怯だと思えるのは、ならば日本共産党立憲民主党の街頭演説会に大挙して抗議集団が駆けつけ、大声を張り上げても「きれいな選挙妨害」ですませるのか、と。

 このような「偏向」に対する国民的不信こそが十九日記事で取り上げた報道権力の自滅を招いているのです。出鱈目な権力に煽られて投票行動を決めるほど莫迦莫迦しいことはありません。

 さて、文字通り「失望」「絶望」の様相を呈し始めた希望の党の小池百合子東京都知事が街頭演説で、何を思ったのか「東急ハンズにもニトリにもいろんなものが売られてますけど、ちょっと品揃えに足りないものがある。それは希望が売ってない」などと語り、東急ハンズが自社の公式ツイッターで「お客様の『希望』を叶えたいと、スタッフ一同がんばっています。それは、ニトリさんも一緒だと思います」と反応したことが話題になりました。

 小池都知事は、何やらうまいことをいったつもりだったのかもしれませんが、特定の企業名を上げて「足りない」というのは、選挙期間中の言動として絶対に忌避であり、企業の内部留保に課税するような政策提言と併せて「企業虐め」に見えます。そんな彼女は、予定通りとはいえ投開票日に仏国の首都パリを訪問し、わが国にいません。全く無責任な党代表です。

 それにしましても、私ども日本政策協会の事務所は大阪市北区にありますが、日本共産党しか選挙公報資料を送ってこないのはどういうことでしょうか。激戦といわれる大阪四区(私自身の選挙区は和歌山一区)の中にあって、自民党も日本維新の会も一枚もよこしません。落選したいのか、と趣味に興じてばかりいる中山、および不祥事で大阪市議会議長辞任歴のある美延にいいたい。四種類もの資料をよこしてくれた共産党に投票しろ、とでも?

■10.29東京「第五回 救国の提言」■
 日時 平成29年10月29日(日曜日)
    午後13時30分(13時開場)~16時30分
 場所 アカデミー湯島(湯島天神の近く 千代田線「湯島」駅徒歩7分、
     丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅徒歩10分)文京区マップ
 なお、午後18時から日本の心を学ぶ会さんでも別のテーマで講演します。
 詳細は、今しばらくお待ちください。
 皆さんのご参集を心よりお待ち申し上げます。
 なお、大阪でも11月25日(土曜日)大阪駅前第2ビル5階で開催予定です。

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『日本共産党は熱心ですよ~』に3件のコメント

  1. やす:

    私なりの解釈ですけど選挙は一種のショーだと思ってますし、ただ正しいことを言っているだけでは駄目で、如何にそれを演出するかという技術も必要になってきます
    野次というのはショーに対する一つの反応ですから、意味のある野次は決して悪いことではないと思いますが、安部総理へのそれは野次ではなく最初から貶めるための悪意あるテロ同然の選挙妨害でしかないから問題なんですよ
    ただ選挙の度に思うのは、必ず争点を見つけて政党同士が戦うという構図は日本の伝統文化にはない西洋的なもので日本には合わないと思うんですよ
    ですから二大政党制というは私は大反対で、これをやったら日本は日本でなくなり、日本独自の和の精神の破壊に繋がり完全に米国の属国に成り下がるだけです
    明治以降の近代化は結果として日本の伝統文化をどんどん破壊し、西洋色に染まっていった結果が今の政治腐敗です
    西洋型民主主義は悪く言えば如何に大衆を騙すかで、国民は政治に関しては素人ですから、それらを騙すために耳障りの良い事しか言わないし、選挙を通れば「もう関係ねぇ」で簡単に掌返しをします
    つまり素人に人を選ばせること自体無茶な話で、本当は選挙ではなく、弁護士と同じような資格制度を作って、また試験だけじゃなく思想チェックから人柄を見てプロが資格を与えるような仕組みにするべきじゃないかと素人考えながら思ってます
    裁判員制度も同じで、素人に判断させるのは非常に危険だと思ってます
    声を大にして言いたいですが、プロの仕事に素人を参加させるべきではありません
    テレビで素人同然の芸人に政治を語らせてはいけません
    政治腐敗の根本は素人相手をしすぎたことがあると思います

    無能小池ファースト都知事のパリ訪問は完全な逃亡ですし、もし政権取りそうな勢いだったら100㌫パリ訪問はキャンセルしていたはずです
    ようするに恥をかく姿を見せたくないだけで、彼女は批判されること自体に慣れてませんし、それに耐えられるだけの強さもまったくありません
    もう彼女はほっといても自滅するだけですし、特に気にする必要はないと思います
    私が脅威に感じているのは共産党よりも左の立憲民主党が野党第一党になりそうなことですよね
    これは共産党が野党第一党になるも同然で、安部下ろしが今まで以上に激化するのではないかと心配しています
    ですから今は第二民進党より立憲民主党の動向に注意した方がいいのではないかと素人ながら考えています

    今回の選挙活動で一番株を上げたのは日本の心の中野代表だったのではないですかね
    むしろ中野代表に代わって良かったのではないかと思うぐらい、街頭演説も前政党の中で一番素晴らしかったと思います

  2. きよしこ:

    頭の悪い記事を書く→批判にさらされる→さらに頭が悪くなる、の言うならば「自滅のスパイラル」に陥った朝日新聞社ですが、明らかな選挙妨害を「有権者からの意思表示」などと正当化する行為は、もはや犯罪です。先頃も、安倍首相の演説に現れた妨害勢力を映して国民を騙そうとしたテレビカメラに、「偏向報道は犯罪だぞ!」と書かれたプラカードで撮影させまいと抵抗した聴衆がいましたが、報道各社特にテレビ局の人間には、もうこれ以上馬鹿げた報道で自分の人生を無駄にするのはやめろと言いたいです。
    死ぬまで国民から軽蔑され続けたいと望むのであれば止めはしませんが。

    それにしても、特定企業を指して「希望は売っていない」などとこちらは営業妨害を行った小池知事の何と稚拙で醜悪なことでしょう。また、それに対する東急ハンズとニトリの冷静かつ上品で粋な対応はユーザーの好感度を上昇させるには十分で、私も久々にハンズで何か買おうかなと思いました。最も近い店舗でも車で2時間以上かかりますが(笑)。憲政史上初めて、「まだ1度も選挙もしていないのに史上最低の政党と認められた」希望の党では既に小池降ろしが始まっているようで、都知事選では熱心に応援した私でさえも「ざまあみろ」と心の中で呟きました。恐らく明日パリに出張することを知らない有権者は、選挙特番で醜態を晒すことを恐れ逃げた彼女を厳しく糾弾するでしょう。日本人は一見「寛容」だけど、怒らせたら最も怖い民族なのだということを、フランス旅行から帰ってきてから嫌というほど痛感させられるはずです。それが嫌ならさっさと都知事も辞職してしまえという話なのです。

  3. 心配性:

    一部メディアは、明けても暮れても「改憲」の話ばかりで、あまり話題にもなりませんが、各政党や候補者の「道州制」に関する考え方はどういったものでしょう?

    スペインの「カタルーニャ独立」騒動ですが、日本でこれに匹敵するものと言えば、「沖縄独立」ではなく、「関東独立」もしくは「東京独立」ではないでしょうか。

    カタルーニャと道州制
    https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12321135044.html

    経済的に豊かな東京や関東が「日本から出て行く!都民の税金を貧乏な地方にばら撒くのはまっぴら御免だ!竹島?尖閣?知らんがな。沖縄や北海道が中共に乗っ取られるって?どうぞご自由にw」といって出て行ってしまう、いわば究極の「個人主義」です。

    家族というのは、口やかましく、時に息苦しいものでもあります。
    しかし、メンバーがトラブルに巻き込まれたり、怪我や病気に苦しむ時、「本当にあなたったら・・・」とか、「本当に困った子だよ・・・」などとブツブツ言いながらも助けてくれる、「まさか」の時に頼りになる人々でもあります。
    こうした「絆」を完全に捨てて、経済的に豊かな東京や関東が、或は近畿地方の豊かな自治体が、自己中心的に日本から出て行ってしまうという事態が、将来発生する可能性は、それほど低くもないでしょう。