落ちる・燃える・新党壊す

皇紀2677年(平成29年)9月25日

 昨日投開票の大阪府議会議員補欠選挙は、そもそも実施選挙区が同日投開票の堺市長選挙(竹山修身候補が当選)でも唯一大阪維新の会の地元候補が票を取った堺区だったため、自民党の西村ひかる候補にとっては初めから厳しい戦いでした。残念な結果に終わりましたが、今後のご活躍に衷心よりご期待申し上げます。

飛行中の航空機の部品が落下、大阪市中心部を走行中の車に直撃

国土交通省大阪航空局関西空港事務所は24日、関西国際空港発アムステルダム行きKLMオランダ航空868便が、23日に大阪市内を飛行中に部品(4・3キロ)を落下させ…

(産経WEST)

 私の事務所からもほど近い大阪市内の中心部に、旅客機の部品が落下しただけでもこの騒ぎです。北朝鮮の弾道弾がわが国の上空をまたいだだけであったとしても、何らかの部品が都市部に落下すれば大騒ぎになります。

東海道新幹線で乗客の端末発熱 座席テーブル焦がす

24日午後5時半ごろ、東海道新幹線の新横浜-品川間を走行中していた新大阪発東京行きのぞみ234号の車内で、40代の男性乗客が使っていたタブレット端末が発熱し、座…

(産経ニュース)

 また、無事故を誇ってきたわが国の新幹線の車内において焼身自殺騒動を起こされ、いきなり二人死亡、九人重軽傷の不名誉を被った日から、発火するようなタブレット端末もまた、いつほかの乗客を巻き込む凶器になるか分かりません。

 タブレット端末の凶器といえば、在日韓国人発行の統一日報社二十二日記事に報じられている通り崔順実被告の所有とされてきたタブレット端末が全くの捏造であり、その事実をとうに知りながら検察が隠蔽してきたことまで発覚しています。

 つまり、ここで何度も申してきましたし、四月と五月の講演会でも詳報をお話した通り朴槿恵前大統領を引きずりおろす根拠など何もありませんでした。決して太極旗を手にせず、代わりに蝋燭を持って誤魔化した「似非・韓国のためのデモ」がいかに出鱈目な、熱病にでも侵された乱痴気騒ぎにすぎなかったかということです。

 北朝鮮の金正恩労働党委員長を暗殺するよう指示を出した朴前大統領の政治生命を完全に剥奪すべく、崔被告の元愛人とされた高永泰被告が複数の政治家と共謀し、孫石熙氏率いる放送局「jTBC」とも結託して朴前大統領の疑惑を煽りました。その結果、北朝鮮の文在寅工作員が大統領の椅子を強奪できたのです。

 わが国でも全く同時期に安倍晋三首相を引きずりおろす工作が進行し、いわゆる「二つの学園問題」が仕掛けられました。私たち国民は、一旦は籠絡されかけた(内閣支持率が下がった)もののよく持ちこたえたと思います。

 目下、工作の片棒を担いだ民進党が崩壊に向けて進行し、新党結成の動きが加速していますが、東京都の小池百合子知事とその周辺の政治家たちに大した国家観もなければ正しい憲法観もありません。

 しかしながら自民党の守備と新党の躍進が否が応でも注目される以上、日本のこころの合流は前向きに考えるべきであり、さらに確かな国家観と憲法観を持つ名古屋市の河村たかし市長らとの連携も合わされば、細野豪志元環境相のような無知無能の輩を蹴散らすことも可能でしょう。これは、一旦は彼らと組まなければできないことです。そうして早晩、愚かな新党を中から壊していきます。どうせ長持ちしない新党ですから構いません。

 さて、これがどのような展開を見るか、十月二十九日の日曜日、私が東京都内で講演することになりました。また皆さんと直接お話しできる機会になればと思っています。

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『落ちる・燃える・新党壊す』に5件のコメント

  1. 心配性:

    >北朝鮮の弾道弾がわが国の上空をまたいだだけであったとしても、何らかの部品が都市部に落下すれば大騒ぎになります。

    高句麗や百済が滅んだ時は、「難民」と言ってもせいぜい数千人が流入する程度、日本国内で「集団移住」が行われるにしても、千数百人という、現代の感覚からすればいたって小規模なものでした。
    今日においては、近代的な船に乗った数十万の避難民がドッと押し寄せる事態が想定されます。
    そして、最も古代と異なるのは、(コントロールを誤ったり、破片が降って来るという事態も含めて)核やミサイルの危険性ですから、国民に対して「覚悟」を呼びかけねばなりませんね。

    私自身は、他意は全く無かったと信じておりますが、天皇陛下が「百済人と高句麗人の違いは何か」「高句麗が滅んだのはいつか」とお尋ねになられた事などをもって、勝手に行間を読もうとする方が沢山いるようです。

    両陛下が関東をご旅行される際には、(失礼をお許しいただき)縄文遺跡もぜひお尋ねになられるべきかと思います。

    というのも、あまりにも長い間「先進的な弥生人に弾圧された、文化的に遅れた縄文の末裔アイヌ」といった宣伝がなされた為に、縄文やアイヌに関し、世界的に誤解が蔓延したままです。
    縄文早期や前期といった非常に古い時代と、数千年後の弥生末期の卑弥呼の時代などが比較されて来たせいでしょう。

    例えば、東京都東村山と言えば、志村けんさんのイメージしかないかも知れませんが、縄文遺跡でも有名です。
    中でも有名なのは「漆器」です。
    縄文時代の東村山の人々は、ベンガラだけでなく、当時入手が難しかったと思われる水銀朱を用いて漆塗りを行っていました。

    1、水の恵み下宅部遺跡
    https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/rekishi/shimoyakebe/list/list01.html
    2、縄文時代の漆
    https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/rekishi/shimoyakebe/list/list02.html

  2. 無知:

    十月二十九日の日曜日ですね。

  3. 保守:

    >わが国でも安倍晋三首相を引きずりおろす工作が進行し、私たち国民は一旦は籠絡されかけた(内閣支持率が下がった)もののよく持ちこたえたと思います。

    私の周辺では今回の解散について、「大義がない」・「もりかけ隠しだ」などとあっさりマスコミの煽りにのせられてしまっている人ばかりで辟易しています。小池新党ブームの風が吹き、何やら「独裁者アベを倒せ!」といった政権転覆選挙になってしまいそうで心配です。安倍首相は不審票の受け皿がないと考えて解散を決断したのでしょうが、裏目に出てしまったかもしれません。

    根拠のない騒動で朴槿恵大統領を引きずり下ろしてしまった韓国を笑えない結果にはなってほしくはありません。小池新党の名称は「希望の党」という名前に決まりそうですが、私には今回の選挙がきっかけとなって日本という国の未来を断ち切る「絶望」を運んでくるような気がしてなりません。

    このところ不安で夜よく眠れず、不眠症に悩まされています。

  4. 日本を守りたい:

    この選挙 安倍さんが国民に提示すべき政策は 二つ。デフレ脱却と国防。
    一つは「消費税を五パーセントに戻す」もう一つは「憲法改正」。
    国民へのアピールは、これら二つだけで良い。
    これで戦って、それでも負けるなら、日本人は亡国への道をみずから選んだのだと、私も諦める。

    しかし、安倍さんの戦う姿勢の弱さ あいまいさが 残念でならない。

  5. やす:

    産経新聞が指摘していましたが、無能小池ファースト都知事が希望の党の代表に慌ててなったようで、ご丁寧に抽象的なことしか書いてないフリップまで用意して記者会見に臨んでいましたが、どうしても国政に進出したいという野望が全面に表れましたね
    もうこれだけで彼女の正体が分かるのですが、まだどれだけの国民が騙されているのか心配です
    それにしても彼女の人相は本当に悪くなりましたね
    日本の心の合流は正直「何故?」としか思えませんでしたが、本当に希望の党を内部崩壊させて乗っ取るつもりならいいのですが、単なる内部崩壊で終わるような気がします
    希望の党が崩壊することは結構なんですが、無駄な政党が表れては消えていくような無駄なことはいい加減やめて最初から相手にしなければいいだけなんですよ
    政治にパフォーマンスは必要ですが、無駄なものはかえって迷惑なだけです