また騒ぐだけの野党議員ら

皇紀2677年(平成29年)6月15日

国連特別報告者ケナタッチ氏の書簡 日弁連幹部の国会答弁と類似 事前接触は否定

労働運動活動家らによるウェブサイト「レイバーネット日本」が4月16日付で公開した海渡氏の発言も、ケナタッチ書簡の論点と似通っている。両氏は改正案成立により市民社…

(産経ニュース)

 ジョセフ・ケナタッチ氏に吹聴して「外圧」を画策した反日(対日ヘイトスピーチ)派について、以前ここでも触れましたが、やはり社民党の福島瑞穂参議院議員と男女の関係にある海渡雄一弁護士の氏名が出てきました。

 昨日は、都心に於いても夜に至るまで「共謀罪反対」の街頭活動が見られましたが、テロ等準備罪(共謀罪)を新設する組織犯罪処罰法改正案の最大の問題は、捜査過程に於いて国民のプライバシーに配慮するという一文を加えればすむことはもとより、法務委員会などの答弁でもはっきりしている通りあくまで「組織犯罪」しか該当せず、いわゆる「ローン・ウルフ」の破壊活動(破壊思想)家(=テロリスト)を処罰の対象にしていないことです。

 総選挙結果で与野党がひっくり返った英国や、或いは蘭国(オランダ)、大統領がテロリストに強行突破を挑んだ比国(フィリピン)といった具合に、ここ数日だけでもテロが相次いでいます。

 それらのテロのほとんどが、例えば比国が排除にかかったISIS(またはISIL、自称「イスラム国」)に共鳴し、一人で、或いはそのような個人の集合(非組織)によってテロを計画して実行に及んでおり、本改正案が施行されてもこのようなテロを未然に察知し食い止めることができません。

 いわば施行されても自衛隊の対処できる範囲がほぼ広がらない安全保障関連諸法と同じで、気分だけわが国も何やら対処できる国になったように私たちに思わせる役割しか果たせないのです。

 それでも反日派がそのたびに騒ぎを起こすのは、小さなきっかけを恐れていることと、本改正案については、自分たちが破壊思想活動を組織化しているので、処罰の対象になるかもしれないからでしょう。さらに申せば、与党と闘う姿を単に見せつけたいだけです。この体たらくであれば、私たちは見たくもないのに……。

 内閣不信任決議案などという可決される見通しもない時間と国会費用の無駄を繰り広げる野党各党は、ただの一人でも「個人のテロを取り締まる気はないのか」と安倍内閣を追い詰めたのかというのです。それを求めれば、それこそ「国民のプライバシー権が」ということになり、論理武装できないままやり過ごした挙げ句、くだらない抵抗に時間を割く幼稚な戦法に出て安倍内閣を悠然とさせたのは、民進党や日本共産党、社民党、自由党らではありませんか。

 法務委員会が採決できる状況にないと与党に判断され、中間報告という策に打って出られたのも野党の怠慢です。もう一つ誰一人としてローン・ウルフのテロリストが大抵は賭博型金融資本主義経済に抗議し、ISなどをむしろ口実にして私たちの世界に緊張感をもたらそうとしていることをなぜ指摘しないのでしょうか。

 「弱者の味方」などと口ではいいながら、格差拡大の温床である博打経済の問題に切り込まないのは、目下の憲法論議と同様、欺瞞に満ちたものでしかありません。この程度の人たちに、財政と金融、経済を国会で議論する資格などないのです。

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『また騒ぐだけの野党議員ら』に3件のコメント

  1. 心配性:

    私は、ISなどという世界規模の壮大な「悪」よりも、より身近な、麻薬密売組織や、人身売買組織や、オレオレ詐欺組織の壊滅を期待しています。

    何度も申しますが、これらの「巨悪」によって、前途有望な若者の将来が潰え、善良な高齢者が全財産を奪われ続けているのです。
    そして、我々は、あと何回、芸能界のスターやスポーツ界のヒーローが逮捕される姿を子どもたちに見せれば気が済むのでしょう?

    話は変わりますが、玉木議員の記者会見ですが、今度こそ逃げずに応じていただきたいと思います。

    野田元総理の口から玉木議員が入手した事が明らかになった「文科省メール」ですが、当初から、専門知識の豊富な人々独自分析によって「つぎはぎ加工疑惑」が囁かれていました。
    この度、文科省の調査によって、より一層「疑惑」が濃厚なものとなりました。
    文科省内に類似の文章は存在するものの、玉木氏らが入手したものとは、表現などが微妙に異なる部分があるとの報道が既になされています。

    それから、元文部官僚で前川氏の上司だった加戸前愛媛県知事が、民進党に対して怒り心頭のご様子です。

    【加計学園問題】加戸守行・前愛媛県知事、「民主政権なら設置実現していた」。前川前次官は「則を超えた」
    http://www.sankei.com/politics/news/170615/plt1706150007-n1.html

    ミスター文科省こと寺脇研氏も、テレビ朝日の番組に出演して前川氏を「人格者」だと絶賛し、「森友問題と加計問題は同じ」と印象操作を行っていないで、少しは前川氏を批判する人々の意見にも耳を傾けては如何ですか?

  2. きよしこ:

    野党がパフォーマンスに走ることは目に見えていましたので昨晩は(国会議員たちを嘲笑うかのように)早寝をしましたが、朝起きて採決までの様子を見れば私の想像をはるかに超える醜態を晒したようで、怒りを通り越して、呆れ果て、一周回ってまた怒りがこみ上げてきました。

    多くの企業がそうであるように、私の勤務先も猫の手も借りたいほどの人手不足です。どうせできもしないことを承知で申し上げれば、その無駄な時間を使って介護や保育の現場で働いてみろというのです。先日、あるサイトで印象的な言葉を見かけました。「弱さも振りかざせば暴力だ」と。彼らの言う「弱者」とは自らをあえて弱い立場に置くことで同情を買うという単なる卑劣な精神異常者のことでしょう。そんな連中とその支持者に、「国民の生活」などと口にする資格は些かもありません。

  3. やす:

    二年前の安保法の時と同じように、今回も人もどきの集まり反日野党共が騒いでくれましたね
    ハッキリ言ってテロ等準備罪が成立して困る国民はほとんどいませんし、プライバシー問題がネックになっていますけど、そもそもプライベートでテロについて話し合うような時点で普通じゃありませんよ
    そのぐらいの区別は法律に書かなくても分かりますし、いくら安部を何とかとか物騒なことを言ったからといって、それが本気なのか冗談なのかぐらいも分かりますし、そんなことまで問題にするような野党は遠回しに国民を莫迦にしてますよ
    こんなことは感性で分かるようなことなんですが、それを破壊するような物質主義とでもいうのか、何からなにまで法律という目に見える形で示せみたいな、無茶苦茶なことを指摘してくる野党は人を無感性にするだけで、完全に思考停止状態の人造人間を生み出すだけです
    野党は人間じゃありませんし、弱者の味方なんかじゃなく愚民の味方です
    ほんと支那でも朝鮮でも行って好きなだけ反日活動やってればいいんですよ