山口氏の疑惑、反日の工作

皇紀2677年(平成29年)5月31日

 報道各社は全く伝えませんが二十八日記事に取り上げた件で、連合国(俗称=国際連合)のジョセフ・ケナタッチ特別報告者に告げ口したのは、本多勝一氏らが呼び掛け人となった「イラク国際戦犯民衆法廷」という「反日米英比(ヘイトスピーチ)」パフォーマンスで四人中二人の韓国系が演じた判事役だった申惠丰(シン・ヘボン)氏が理事長を務めるNPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」でした。

 私もイラク戦争には開戦前から「攻撃する根拠がない」、開戦後は「また東京裁判をやる気か」と一貫して反対しましたが、それはともかく、彼らが作成した変な文書をもとにわが国政府を口汚くののしり続けるケナタッチ特別報告者に、一刻も早く「ラディカ・クマラスワミさんに続いてあなたも騙されていますよ」と教えてあげたほうがよいでしょう。

28歳女性「元TBS記者が乱暴」 不起訴処分に検審申し立て

元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏に酒を飲まされ乱暴されたとして、警察に準強姦容疑で被害届を出していた女性(28)が29日、東京地検の不起訴処分を不服とし…

(産経ニュース)

 さて、元東京放送(TBS)ワシントン支局長でジャーナリストの山口敬之氏に浮上した女性問題は、本当に「強姦」にあたる事件だったのでしょうか。

 直感で申して恐縮ですが、あまりにも不自然すぎて、記者会見に登場した女性の話を全く信じることができません。二年も前のことを、なぜ今騒ぎに発展させたのか、山口氏がはめられたとしか思えないのです。「はめたのは山口」という下品な洒落などいりません。

 まさにその二年前の平成二十七年四月二十四日記事で、私は初めて山口氏のことにふれています。TBS局内の不当な報道統制により、韓国軍がヴェト・ナム(越国)に慰安所を設置していた事実の告発報道を封じられた山口氏は、のちにTBSを退社しました。

 何度でも申しますが報道や言論・表現・研究の自由を最も侵害しているのは、記者クラブ制度と報道各社そのものです。それを全て「安倍政権のせい」にして外国記者たちに吹聴し、結果としてわが国の報道の自由度が安倍政権になっていたずらに下げられています。ここでもまた、外国人が「反日」活動家たちに騙されているのです。

 一行政としての警察を疑い、中には北村滋内閣情報官の氏名まで出して女性を擁護する言論もありますが、警察が強姦・準強姦の容疑で山口氏を逮捕しなかったのは、逮捕しようとしたとしても、別の(例えば「美人局だったらしい」など)情報が入れば躊躇し、一旦逮捕を取りやめるでしょうし、その点に於いて逮捕直前で別情報に救われた山口氏は、いわば「ラッキー」だったと申せましょう。

 その展開と、安倍晋三首相とに一体何の関連がありましょうか。「安倍の代弁者が強姦罪をもみ消してもらった」などといういいかたは、不当表現にもほどがあります。

 逮捕が取り下げられ不起訴になったことを疑うより、今ごろになってこのような話に山口氏がさらされていることを疑うべきです。ちなみにこの女性の弁護団は、松尾千代田弁護士事務所(東京都千代田区神田須田町)の弁護士で構成されており、その代表は、民進党東京二区総支部長の松尾明弘弁護士でした。以上、疑惑の現場からお伝えしました。

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『山口氏の疑惑、反日の工作』に1件のコメント

  1. 心配性:

    いずれにせよ、山口氏がTBSのワシントン支局長時代の話です。
    そして、山口氏自身が警察の捜査に全面協力し、その上で「それでも僕はやってない。」と仰っているという事なのだと思います。

    「事件」そのものについては当事者ではないのでノーコメントとさせていただきますが、TBSを批判するならともかくとして、いきなり安倍批判や「共謀罪」批判をするのは順番が違うのではないか、と感じます。

    それ以上に違和感を覚えるはマスコミの「加計報道」です。
    露骨なフェイクニュースがあまりにも多く、万一マスコミや民進党が加計学園や今治市に訴えられたら、負けるレベルです。
    「こんなにデマを流してしまって大丈夫なの?」とちょっと心配にさえなります。

    中曽根元総理のご親戚だそうですが、前川喜平氏を絶賛し、週3回の出会い系バー通いや天下りを容認・肯定する元文部官僚や有識者にもドン引きです。

    好きなだけ「ゆとり教育」や「朝鮮学校無償化」を推進し、「天下り」やり放題だった‶自由な時代”に戻って、再び「国政」に思う存分介入し、この国を思うがままに動かしたい、気にいらない閣僚の首を次々に挿げ替えたい、という官僚たちの「心の声」が聞こえてくるようです。