旧皇族の復帰に反対72%

皇紀2677年(平成29年)5月7日

第4回 救国の提言講演会・東京「どうなる日本、どうする日本」
 日 時 5月13日(土曜日)午後18時20分より(開場18時)
 場 所 文京シビックセンター5階会議室A(地図は施設提供の案内図を参照)
 講 演 「憲法」と「小池ファースト都議選問題」「朝鮮半島問題」「デフレ問題」
     そして「皇室典範問題」
     遠藤健太郎 一般社団法人日本政策協会理事長
     西村眞悟前衆議院議員、故・三宅博前衆議院議員からのメッセージもご紹介
     未公開情報、平成二十六年の未配信記事も特別配布
 参加費 1,000円(資料代・お茶代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。(送信は一回)
 万障お繰り合わせの上、ご参加ください。

 さて、自分がまるで知らない、或いは教わっていない事柄について、できるだけ「はい(賛成)」か「いいえ(反対)」で答えてくださいと尋ねられたとき、もはや知識がないわけですから、いい加減な心情で答えるしかありません。

 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/articl……
 ▲西日本新聞(共同通信):退位「恒久制度化を」68% 世論調査、女性天皇を86%容認

 通信社の配信記事が提携する地方新聞社に無批判なまま垂れ流される現状はさておき、皇族について世論調査を仕掛けた共同通信社は、いわば革命思想を実践に移したようなものです。危険な破壊組織と見なされるような間違いを犯したとの認識が、社員にも読者にもないのでしょう。

 共同にしてみれば、さだめし多くの人びとがよく知らないことだから、どの程度いい加減な心情でいるかを確認してみたかったに違いありません。悪趣味極まりなく、怖いもの見たさに戦場で虐殺されたご遺体を覗きこみ、はしゃいだくせに平静を装って「この地に平和を」などと題した記事にするようなものです。

 私たちの心情で皇室のことを決めようというのは、暴力革命そのものであり、今上天皇の御譲位も女系ではなく女性天皇の御即位も、占領統治の勝手で皇籍離脱させられた十一宮家(旧皇族)の皇統復帰も、私たちの賛成・反対で決めるものではありません。

 理路整然とものの本質ではなく賛否を語ってみせる御仁をよく見かけますが、保革の立場を超えていずれも間違いであり、大東亜戦争後の占領統治により「典憲を奪われた」という心情のまま七十年以上も経過した私たち日本人の、致命的な無知がもたらした恐るべき現状と申すほかないのです。

 まず現行典範(占領典範)ではなく正統な皇室典範を皇室にお返しし、よって自動的に十一宮家が皇統復帰し、皇室会議ではなく皇族会議に戻して、怪しげで勝手な私たちの心情なるものが口をはさむ余地をなくし、皇室のことは天皇陛下にお決めいただくのが筋ではありませんか。

 戦時下に顕著だった天皇陛下の政治利用を、まるで制度として(国民感情でどうにでもしようというのですから)さらに確立させたいような態度をとっていると知りもせず、安倍内閣も報道各社も同じ過ちの道へと突き進んでいるのです。現下の報道各社に安倍内閣を批判する資格など全くありません。

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『旧皇族の復帰に反対72%』に6件のコメント

  1. 奈々子:

    西日本新聞なんて…(笑)、デマや捏造お手の物。殆どのメディアがそうであるように日本人ではない他国の人が社に居ないとは思えないですね。ホント、口実作りのお笑いアンケートなんて、日本人はあなた方の意見なんて求めてないと言いたいです。

  2. 心配性:

    女系はともかくとして、前例に従って天皇が男性でも女性でも構いませんが、欧米メディアや国連の女子差別撤廃委員会が、皇位継承問題に介入してくる事が不快です。

    それから、イラク戦争の頃、ブッシュ大統領が、『神道はあまりにも狂信的で、天皇の祖先を神と崇める宗教の為、民主化は不可能だろうと言われていたが、現在の日本は民主化に成功した(だから、中東諸国も同様に民主化できるはずだ)。』という発言をして、一部で反感を買いました。

    ブッシュの「トンデモ」演説 「日本人をバカにしてるのか」
    https://www.j-cast.com/2007/08/27010694.html?p=all

    イギリス等欧州メディアも、日本の皇室に対して「近代化の遅れた存在として低く見たい」という差別意識が働くようで、皇室の起源についても、韓国の「ウリジナル・プロパガンダ」をそのまま垂れ流したり、「男子を産めなかった為に精神的に虐待され、鬱病になった悲劇のプリンセス」といった、独断と偏見に基づく設定で、雅子妃殿下について報じる傾向がありました。

    江戸時代にも当然、庶民が神社をお参りするという事はあったでしょうが、その際、どれほど多くの人々が「天皇」の存在を意識していたか、といえば、殆どいなかったのではないでしょうか?

    昔から空気の様にそこにある、アニミズムをベースとした「土着の信仰」、「文化」として神々が拝まれたという事はあるでしょうが、「狂信的」には見えません。
    宗教が「狂信的」になる時は、キリスト教にせよ、イスラム教にせよ、仏教にせよ、道教にせよ、政治が宗教の『悪用』を始めた時です。

    タイムズ紙だったか、むかし「戦前の日本は北朝鮮のようだった。天皇は金正日のようだった。」と報じた事がありましたが、あまりにも適当過ぎます。

    戦時中は「非常時」ですから、言論や報道の自由が大幅に制限されたでしょうが、平時においては、例えば「朝日新聞」などは、今以上に報道の自由を謳歌していたように思います。

    戦前の新聞各紙は、上流階級や政治家や豪商のスキャンダルを追い求めて、ゴシップ紙さながらの「スクープ合戦」を繰り広げ、朝日新聞も「文春砲」ならぬ「朝日砲」を頻繁に繰り出しては、売上を伸ばそうと必死でした。

    伊藤博文が暗殺され国葬が行なわれた時などは、葬儀の模様を撮影し、「スクープ映像」として上映してお金を儲けようと、当時の映像関係者が、大胆にも三脚を構えてウロチョロし、つまみ出されたりしていたようですから、逞しいですね。

  3. マッキー:

    美智子氏の親族が共同通信の最高幹部の後妻か何かだと記憶しています。
    このことがすべてを物語っています。
    だから、マスゴミどもと闘うしかないのです。

  4. すすむ:

    戦に負けたとはいへ一時期、蛮族により廃された旧宮家にお戻り頂く道を付けるのは国民の責務だと思うのですが。
    旧宮家の意思とは別に国民が果たすべきケジメだと思います。

  5. 弓取り:

    新聞社のアンケート結果が、どこまで正確が怪しくて、決めかねている民衆心理を誘導する道具に使われていると感じることがありますね。

  6. 翠子:

    皇室のことは天皇陛下にお決めいただくとおっしゃるが、
    ・退位発言という憲法違反をされ、
    ・祭祀も公務もされない東宮夫妻をお諫めもしない、
    ・更に摂政をつけるということを嫌がり、東宮を即位させようとされている
    両陛下をこのまま信じて大丈夫なのか、とても不安で疑問に思います。