露朝見て中朝もひっそり…

皇紀2677年(平成29年)4月29日

 本日は、先帝陛下御生誕の日を記念した昭和の日であり、本来ならば「昭和節」と呼ぶべきでしょう。謹んで御祝いを申し上げます。

 話は変わりますが、初代たま駅長の誕生日でもあるそうです。以前にも申しましたが、和歌山市から紀の川市にかけて走る南海電鉄貴志川線が廃線の危機に陥り、貴志駅にいて隣接の小川商店さんが事実上世話をしてきた自由猫(野良猫)たちが保健所送り(殺処分)になりかけた時、廃線から救うべく設立された和歌山電鐵が「猫たちを駅長・駅員ということにすれば助けられる」と思いつき、以来海外からも観光客を招く猫になりました。二年前に亡くなっています。

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第4回 救国の提言講演会・東京「どうなる日本、どうする日本」
 5月13日(土曜日)午後18時より、東京都文京シビックセンター(東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」駅徒歩1分、都営三田線・大江戸線「春日」駅徒歩1分、JR「水道橋」駅徒歩9分)にて開催します。万障お繰り合わせの上、ご参加ください。詳細は、後日お知らせします。

 さて、連合国(俗称=国際連合)児童基金(ユニセフ)のあくまで日本国内委員会大使でしかないアグネス・チャンさんが、香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)次期長官から教育局長として入閣するよう打診されたようです。

 さすがは中共共産党の強い推薦を受け、香港の多くの人びとの激烈な反発を徹底的に弾圧して行政長官に収まった人物から誘われるだけのことはあります。つまりアグネス・チャンさんは、そういう人です。

 http://www.asahi.com/articles/ASK4G73V5K4GUHBI036.h……
 ▲朝日新聞:中国国際航空、北京―平壌便を一時運航停止へ

 一方、日露首脳会談が開かれましたが、今回ほど安倍晋三首相に一つも打つ手がない会談はありませんでした。ウラジーミル・プーチン大統領は既に、安倍首相のことを「思ったほどの愛国者(自主独立を目指す者、対米依存から脱却する者)ではない」と思い始めたかもしれません。

 露軍が北朝鮮との国境に向けて動いたのは、北朝鮮を警戒してのことではなく、米国と中共への警戒です。北朝鮮の万景峰94号を露国に受け入れたのも、米国のドナルド・トランプ大統領に脅された中共の習近平国家主席への当てこすりであり、実は朝日新聞社が伝えた北京と平壌の空路定期便の一時停止は、ひっそりと解除されました。中共は、露国の動きを見てその決断をしたはずです。

 北朝鮮の問題は、既に露中の綱引き問題に変わり、日本国民拉致事件を起こしたままの北朝鮮をどうすることもできない日本の姿が浮き彫りになってしまいました。

 しかし、このままでは終われません。安倍首相が乗り越えるべきは、目前に控えた極度の東亜の混乱ですが、やはり憲法問題なのです。そのためには、私たち国民がそれに気づき、強く首相に求める意識を持たなければなりません。

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『露朝見て中朝もひっそり…』に2件のコメント

  1. アンチレッド:

    遠藤健太郎殿

    いつも勉強させて頂いてます。
    初めてコメントします。

    遠藤さんが常々言われている日本国憲法について、自分なりに色々考えてみましたが、結局のところ憲法問題の最大の問題は、憲法を変えないことではないかと思います。
    護憲論者・九条信者は、憲法を変えればあたかも日本は大変なことになる・愛国教育は戦争につながる・軍隊を容認すれば日本はすぐ戦争を起こす、などと強引な話をしてきますが、心配なことがあれば全部憲法に書けばいいだけの話でしょう。
    愛国教育を書くと同時に侵略戦争は行わないことを明記すれば、愛国教育は戦争につながるなどと言う議論も無くなるでしょう。
    何しろ護憲論者・九条信者は、憲法に平和と書いてあれば平和が実現すると言ってる訳ですから、心配なことは全部憲法に書けばいいだけで憲法は必要に応じて改正すれば良い、と言えばどう反論してくるんでしょうか。

  2. 心配性:

    韓国の保守派は分裂状態、安氏に流れていた保守派の支持が他の保守系候補に流れてしまい、致命的・殺人的スキャンダルにもかかわらず、反日の文在寅氏がぶっちぎりで大統領になりそうです。

    韓国大統領選、空白の7時間ならぬ31時間…文在寅候補が抱える「三つの爆弾」
    http://www.sankei.com/west/news/170426/wst1704260007-n1.html

    日本人が本来の対象であり、朝鮮人に先駆けて適用された「国民徴用令」にしても、いつのまにか、様々な出来事・事例をごちゃまぜにする形で「強制連行」として欧米メディアに宣伝される有様。
    文氏が盧氏のブレーンだった時は、おかしな宣伝がずいぶん世界を駆け巡り、その「とんでも史観」の範囲は近現代を超え、古代にも及んでいました。

    歴代日本政府は、慰安婦についても、河野談話、アジア女性基金等々によって、日本人元慰安婦そっちのけで事実上の謝罪と賠償を繰り返して来ましたが、一方、韓国軍や、米軍や、国連軍や、中国国民党軍や、ナチスドイツの慰安婦問題が報じられる事すら殆どありません。

    欧米各国と国連は、「アジア分断統治」、日本人に対する「人種差別」の意志が無いのであれば、例え文氏が大統領になろうとも、自国の慰安婦問題、性奴隷問題と深く向き合い、日本女性を含めた各国の女性達に対し、手厚い謝罪と賠償を行って欲しいものです!(神様は、全て見ています。)

    そして、韓国が反日で暴走を続けるなら、「中共と頭越しに関係をどんどん改善して、お前らなんぞ無視するぞ」、という露骨なメッセージをバンバン送りつける事です。