日韓の接近を裂きたい中共

皇紀2676年(平成28年)8月22日

 http://www.sankei.com/politics/news/160821/plt160821……
 ▲産經新聞:日中韓、外相会談の日程決着持ち越し 3カ国高官、東京で協議「できるだけ早く発表、努力する」

 秋葉剛男外務審議官と韓国の金炯辰外交部次官補、中共の劉振民外交部副部長が二十一日、わが国外務省の飯倉公館(東京都港区麻布台)で、東京開催予定の日韓中外相会談の日程を協議しましたが、産經新聞社記事には明記されていないものの、はっきり申し上げて中共がごねたためまとまりませんでした。

 http://www.sankei.com/politics/news/160820/plt160820……
 ▲産經新聞:朴槿恵大統領が11月初来日へ 慰安婦像撤去で前進成るか!? 日中韓首脳会談に合わせ

 劉副部長がごねた理由は、韓国の朴槿恵大統領の初来日を演出する日韓中首脳会談を揺さぶろうという思惑があるのでしょうが、果たして外交部として判断しているのでしょうか。

 以前から申しておりますように外交部は、共産党中央からも共産党人民解放軍からも完全に軽視されており、重要な外交案件は、全て党中央が仕切っています。党序列の低い王毅部長などいつ習近平国家主席に粛清されてもおかしくない程度です。

 よって今回の決着持ち越しは、単に党中央の決定を待つ時間稼ぎかもしれません。

 しかしながら沖縄県石垣市尖閣諸島の防衛について、海上自衛隊そうりゅう型の後継新型潜水艦を新造、投入することで話が進んでいますが、航空自衛隊「南西航空混成団」も「南西航空方面隊」に格上げするものの、中共側から「絶対に自衛隊は出てくるな」と強く言われたことに怯える現行憲法(占領憲法)行政を続ける限り、防衛省(背広組)の予算確保の策にしかならないでしょう。

 現場でくたびれ果てるのは、自衛隊(制服組)のほうです。共産党軍によるわが国への接近、侵入が著しく増え、空自戦闘機の緊急発進(スクランブル)も前年比約七割増しに及んでいます。してはいけないことだらけの自衛隊員が神経をやられるのは、もう時間の問題です。

 習主席にも全く重用されていない外交部発の脅迫になど屈せず、亜州の平和を守るための備えをしなければなりません。喧嘩をしてでも守らなければならないものはあるのです。

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『日韓の接近を裂きたい中共』に2件のコメント

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    日韓の接近を裂きたい中共

    ではありますが、
    日韓の接近を裂きたい日本
    でもあります。

  2. 心配性:

    習近平は、今後も「南京大虐殺記念館」に各国首脳を招くなどして、「日本包囲網」を一段と強固にしていく計画の様ですね。

    しかし、習近平がそれまでの「対日強硬路線」を転換し、「親日融和路線」へ向かえば、安倍総理は間違いなく中国に歩み寄るでしょう。
    そして、日本国民の対中好感度を増すでしょう。

    中国側も、安倍総理が観念的で、歴史問題などを重視する人物だという事を知っているので、「カード」として南京や慰安婦や靖国を‶悪用”しているという面があります。
    総理が、「別に南京で3人死のうが、30万人死のうが、3億人死のうがどうでもいいじゃん。所詮はプロパガンダさ~」という適当な人物なら、このカードは全く通用しません。

    でも私は、そもそも、歴史を弄ぶ中韓や欧米が大嫌いですね。
    よく各国の研究者らは、我慢して笑いを堪えられるものだと感心しています。

    中国共産党は、「これが南京大虐殺の写真です」と言っては、堂々と「霧社事件」の写真を出して来ます。
    また、当時負傷していた砲兵隊の小隊長が、大隊の副官と共に最前線で白兵戦に参加して「百人斬り競争」をやったとか、冷静に考えたら、ただのギャグでしょう。

    でも、これに対して「さすがにどうなの?」と疑問を呈すると、AP通信やその他欧米のマスコミによって即座に「歴史修正主義」や「ネオナチ」のレッテルを貼られてしまう。