歓迎光臨?日本が危ない!

皇紀2676年(平成28年)3月24日

 http://www.sankei.com/west/news/160322/wst160322……
 ▲産經新聞:【公示地価】訪日外国人増加の影響色濃く 心斎橋周辺は軒並み上昇

 吉本興業所属の夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」のご両人が経営するスイーツ店が、開店から約三年を経て繁盛していたにもかかわらず今月二十七日に閉店するそうです。

 そのようなことをここで取り上げるのはなぜかと申しますと、彼らが「始めた事業」を閉じるのがこれで十回目だからといったことではなく、スイーツ店が入居していた中座くいだおれビル(大阪市中央区道頓堀)は昨年三月、香港系の投資ファンド「ダイナスティ・ホールディング・インターナショナル」に約百億円で買収されてしまっていたからです。

 かつみさんは、閉店の理由を「聞いた瞬間に脈が止まった」というほどの家賃の値上げと説明しており、ビルの一階に今も安置されている大阪名物「くいだおれ太郎」のからくり人形も今後どうなるか分かりません。

 いわばわが国内で中共人に日本人経営の店が体よく追い出された格好ですが、先日国土交通省が発表した地価公示に於いて、商業地の上昇率がわが国一となった大阪市中央区心斎橋筋商店街の一角は、決して報道されたような「訪問者数が昨年より二倍に増えた中共人観光客の『爆買い』のおかげ」ではなく、他都市に比べて利回りのよい大阪市内の物件をいわゆる「チャイナマネー」が目下買い漁っているからです。

 以前にもここで申したように、中共国内の内需はほぼ死にましたが、行き場を失ったカネは必ずあり、中共経済の失速と同時にチャイナマネーの海外進出という派手な報がしばらく届き続けることになります。

 このチャイナマネーの動きと大阪を訪れる中共人観光客の動きは、すなわち連動しているのです。東京でも京都でも札幌でもなく、なぜ中共人が最も訪れたい日本の都市を「大阪」と答えるのか、これでお分かりいただけたでしょう。

 わが国に降って湧いたインバウンドの恩恵は、ことほど左様に毒を含んでおり、チャイナマネーに振り回されることになるのも結局は心斎橋筋商店街の老舗たちです。中共系ファンドによってつり上げられた地価は、そのまま老舗経営者たちを直撃します。

 既に「商売は順調でも相続が大変になり、廃業に追い込まれていくかも」との声があり、商業地はますます大手資本に占領されていくかもしれません。

 工夫も努力もない商店が潰れていくのは仕方がありませんが、チャイナマネーに仕掛けられた一種の「占領統治」によって潰されていくのは、外国人土地法の思い切った改正をしない限りもうこれ以上防げません。

 当該法律は、おかしな「人権ビジネス」に加担する法務省の所管ですから、かなり手強いですがやらねばならないのです。

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『歓迎光臨?日本が危ない!』に3件のコメント

  1. マリナ:

    イタリアに住んでいます。
    80年代後半から、中国人移民が入り込み、加速度的に増え始め、ほとんどのBAR(喫茶店)は中国人経営になりました。金のある中国人が店を買い、そこで何人かの中国人を何年か働かせ、その後また別の中国人たちを働かせるという感じです。たくさんあった中華料理屋はSARS騒動後、みな寿司屋に早変わりしました。日本人のふりをしての営業です。というか、寿司屋の看板を掲げ、寿司とともに中華料理を提供しています。
    町の中には中国人経営の革製品店と衣料品店がひしめいています。MADE IN CHINA ではありません。 MADE IN ITALY です。イタリアの工場を買い、そこに中国人移民(不法?)を奴隷のように寝泊りさせて作らせた製品とはいえ、MADE IN ITALY に変わりはないのです。
    中国人経営の食料品店も増えています。

    外国人観光客やイタリア人が、中国人の店で買い物をしますが、こちらに住んでいる中国人がイタリア人の店で買い物をすることは稀です。殆どないと言ったほうがいいと思います。中国人は中国人同士のコミュニティーの中でだけ、お金を使うのです。
    レストランも、中国人はイタリアンレストランには入りません。中華料理屋に行きます。

    そうそう。マッサージ店も花盛りで、たいてい日本名がついています。

    何年か前に帰国した際、秋葉原にいったことがあります。入った店は中国人経営でした。売っている日本人形や湯飲みなど、どう見ても中国製のまがい物でした。炊飯器などはきっと日本製だったのでしょうが。

    「中国人観光客はここで買い物をするのか!よくできているなあ。」と思ったものです。しかし、秋葉原に来たほかの外国人が、それらの下品極まりない、出来の良くない土産物を日本製と信じて買うのかと思うとげんなりしました。
    最近、成田空港や浅草などで、明らかな中国製、日本人が中国人に作らせたというのではなくて、中国人が作らせたと思える土産が氾濫していますが、あれはひょっとして、日本のどこかの中国人経営の工場で不法移民に作らせたものなのでしょうか。

    YOUTUBEで何年か前に、中国人女性が一生懸命、何かを訴えている動画を見ました。確か朝日新聞の主催だったと思います。女性の後ろにそう書いてありましたから。
    女性たちいわく、「下関でパスポートを取り上げられ、厚木で働かせられた。私たちはドブじゃない!」と。
    いかにも日本人がパスポートを取り上げ働かせているというような言いぶりでした。
    これは、不法移民が多数、シナ人によって日本で働かされているということだと思うのです。

    顔が日本人と似ているので、すれ違っただけでは不法移民とはわかりません。
    イタリアで起こっていることが日本で起こらないはずがありません。日本でも気が付いたら、チャイナタウンの中で日本人が搾取されていたということになるでしょう。

  2. ゆき:

    観光ガイドの間では、中国人だけは本国からの中国ガイドが活躍すると言われています。日本での免許は持っていません。nhkでその無免許ガイドの件が報道されましたが、取り締まる日本の観光局が何もしないのです。ラオックスをご存知ですか。中国人の爆買を手をこまねいてみてはいません。家電などいつのまにやら買収し、ラオックスが免税の看板を揚げて中国人観光客を誘導しています。電気釜や便座などに彼らが払った金はこの中華資本に戻るのではありませんか。大阪の旅館やホテルは儲かりもしないのに、騒ぎになる中国客を嫌っています。備品のテレビをカバンに入れて持ち帰られるため、部屋を調べてすぐにフロントに連絡して返させないと潰れますよね。府観光関係者に苦情が届いています。マスコミは無免許ガイドについて何も報道しないし、問題意識が欠けていると言わざるを得ません。政治でも左翼の人は中国の事になると人畜無害の国であるかのように甘くなる。南沙諸島の事はサミットの問題にせずに借りを作らせて中国とうまくやればいいなど。

  3. ゆき:

    台湾企業鴻海はやはり、ころころと約束を翻してくる。みずほなどの銀行に鴻海にいかざるをえないように道を閉ざされたのは気の毒だが、現経営陣を残してくれる外資などありえなかった。液晶事業だけもらってゆくという修正案など最初の同情に満ちた案から一転して本音の案になったわけだ。これで鴻海は信用できないと銀行やシャープが言ってみても始まらない。力もないのに驕りと甘えでやつてきたタガの緩んだ日本株式会社の一端が生き馬の目を抜く新興国企業に丸裸にされ、奈落の底に突き落とされたまでだ。機構の方がましだったのだろう。中国系は近寄る時は甘いことをいい、コントロールする段になると約束を違えて相手を叩いてくる。まさかそんなことは…というような日本的考えは通用しないのに、まだ
    温情を期待する日本はどういう国なのか。幼稚園からみんなお友達、競争は優劣がつくからいけない、だから手をつないでゴールしましょう。こんな教育をしている限り、やくざな国にいいカモにされるだけだ。