日本の内と外は敵だらけ?

皇紀2676年(平成28年)2月9日

 http://www.sankei.com/politics/news/160207/plt160207……
 ▲産經新聞:【北ミサイル発射】社民党談話は「ロケット発射」?! 又市幹事長「いたずらに『北朝鮮の脅威』あおるな」

 やはり社民党は、北朝鮮労働党のための海外政党です。北朝鮮による日本国民拉致事件を否定しただけでなくもみ消そうとした旧日本社会党は、解党ののち社民党と民主党に分かれましたから、どちらも似たようなものなのでしょう。

 そして結局、中共と態度が同じになります。口では偉そうに「抗議」と言うくせに、制裁には何かとごねて見せるのですが、はっきり申し上げて日米の制裁が北朝鮮に効かないのは、中共が北朝鮮経済を支えてしまうからです。

 しかし、社民党のような中途半端な政党との違いは、中共は本当に怒っているということぐらいでしょう。

 沖縄県の翁長雄志知事も、発射からわずか十分以内に県上空を通過された状況に「心臓が凍る思い」と答えた上で、自衛隊が石垣、宮古両島に設置した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)については「一体全体どんな精度があるのか、素人には分からない」などと間抜けなことを述べました。

 本当に県民のことを考えるならば、決してこのような文法で記者団に語ることなどありえません。PAC3の精度について懐疑的な見解は確かに存在しますが、少なくとも日米の迎撃態勢が整う前を狙った北朝鮮の態度からして、例えば「県民の防衛に尽くしてほしい」とでも答えるべきです。

 さらに、四日記事でも申しましたが、中共の態度は本当に酷いものでした。

 http://www.sankei.com/politics/news/160208/plt160208……
 ▲産經新聞:中国軍艦、房総沖を往復 防衛省「特異な動き」

 だから北朝鮮を非難する前に中共もいい加減にせよ、と。チャイナマネーに侵された米ランド研究所(五日記事参照)にも申したいのは、これでも日米共闘を拒絶しますか?

 中共が面白がるのは、日米安全保障条約が機能しない時です。千葉県房総半島沖を航行したのは共産党人民解放軍海軍艦ですが、海警局の船に日米安保では対応できないのを習近平国家主席は知っています。

 そのように見過ごし、気がつけば日本より酷い侵略を受けるのは、米国のほうなのです。

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