小保方さんと霞ヶ関

皇紀2674年(平成26年)12月21日

 http://www.sankei.com/life/news/141219/lif141219……
 ▲産經新聞:理研は1600回やっても失敗 STAP細胞やはり存在せず? 会見に小保方氏は欠席

 私は、いわゆる「STAP細胞(多能性獲得細胞)」と呼ばれるものが発表されたときから疑義が生じるに至るまで、一度たりともここで取り上げませんでした。それが「日本発の素晴らしい発見」とは、最初からまったく思わなかったからです。

 「実は初めから怪しいと思っていた」と申せば格好がよいのかもしれませんが、すでにその論文発表者にノーベル賞医学・生理学賞が授与されたiPS細胞(人工多能性肝細胞)についても、私は冷たくあしらっており、この領域の臨床採用にそもそも否定的だからにほかなりません。

 そして端的に申しますと、研究室に割烹着で現れるような者に、iPSよりも安定的に培養可能なSTAPが作成できたとは、正直申し上げてもまるで思えなかったのです。

 ところが、理化学研究所が小保方晴子研究員を放出する(退職させる)ならば、「うちで引き取りたい」などと言い出す省庁があることを、皆さんはご存知でしょうか。

 霞ヶ関官僚のいわば「高齢部門」に、私には信じられないほど、小保方研究員の評判がよいのです。早い話が、彼女の容姿が彼らの好みだとか。

 一度の失敗で人生を棒に振ることは一切ありませんから、悪意ある他人に何を言われても再出発すべきですが、それは彼女の問題として、霞ヶ関高齢部門の阿呆さ加減には呆れます。あの人材を公務の何に役立てるつもりですか?

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『小保方さんと霞ヶ関』に1件のコメント

  1. ななしのウサギ:

    彼女が、一体どのくらいの税金と一流と言われる科学者達の能力、時間を無駄にし、かつ有能な研究者の将来も家庭も潰したことも、考えが及ばないのですね。彼女があんな可愛らしい容姿をした女性ではなく、普通の男性研究者だったのなら、STAP細胞の論文がNatureに
    載ることもなかったのではと思います。若く可愛い女性には何事にも点数が甘くなるのが、男性主体の我が国の社会のひとつの病理です。自殺した彼女の上司も彼女があの容姿だから庇ったともいえます。彼女はあの容姿と純情そうな言説で日本のおじさん社会を手玉にとっていく凄い玉なのでしょう。霞が関だけでなく普通の一般企業でも彼女を採用したいところはたくさんありそうです。おじさんキラーの凄腕営業に間違いなくなれますよ。
    日本社会は役職にもっと女性を採用するべきですね。少なくとも女性上司なら、彼女に甘い点数はつけませんね。早い段階でホラ吹き体質を疑っていると思います。