エボラ対策、日本の大問題

皇紀2674年(平成26年)10月28日

 http://www.afpbb.com/articles/-/3029776
 ▲AFP(仏通信社):北朝鮮、エボラ熱懸念で外国人観光客の入国を禁止

 昨日記事で申した二大「ウイルス」のうちのエボラ出血熱について、二十六日の上京ついでの隠密活動で分かったことは、感染の疑いのある者が入国または再入国した場合、直ちに隔離してその有無を確認し、厚生労働省が未承認薬を投与する許可を医療機関に与えたまでであり、国立感染症研究所村山庁舎のバイオ・セーフティ・レヴェル(BSL)4の設備が稼動できていないため、血清の確保や完治の確認ができないのです。

 そこへ飛び込んだ成田国際空港での騒動(二十七日午後)。初期段階ではウイルス量が少ないため、陰性との結果が出るかもしれませんが、恐らく当分隔離が続きます。

 装備はあるが使えない。どこかで聞いたような話です。わが国のような体制で陽性と診断され、隔離されることは、ご本人にとって不幸でしょう。単なる発熱であることを祈ります。

 やはりエボラの件で最初に述べたように、水際で収めるしかないのですが、これはかなり難しいと腹を括らなくてはなりません。北朝鮮のような対応は、いわば北朝鮮だからできるのです。

 いや、ともすれば国内情勢が余りにも不安定で、エボラ出血熱にかこつけて不要不急の人の出入りをできるだけ抑えたいだけなのかもしれません。

 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141023/……
 ▲夕刊フジ(zakzak):韓国姑息…竹島に地震計設置、不法占拠正当化する宣伝工作

 朝鮮半島に関連してもう一つ。島根県隠岐郡隠岐の島町竹島に、韓国の地質資源研究院が勝手に地震計を設置したという報道。確かに「姑息」なのですが、韓国の不法占拠に対処してこなかったから起きたことです。

 わが国がいまだ占領憲法(日本国憲法)有効論をとっているがために、日米同盟の重要を証明できず米韓同盟に遠慮せずにはいられません。

 その米韓同盟の終わりは近づいていますが、韓国はゆえに米国地震学連合(IRIS)のような組織との「学術的連携」をきっかけに、米国をひきつけて不法行為を開き直ろうとしているのです。

 泥棒は必死に物を盗ろうとします。それに対して家主(日本)が鍵をかけたり防犯具を設置したりしないからこうなるので、私たちの竹島への意識のなさが政治をまったく動かさないのです。

 韓国の一部有識者は、米韓同盟が事実上終われば日本が竹島を取り返しに来ると考えています。それは事実であり、そうすべきですが、その前に取り返そうではありませんか。

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