エボラ出血熱…日本にも?

皇紀2674年(平成26年)8月14日

 http://sankei.jp.msn.com/life/news/140812/bdy140812……
 ▲産經新聞:【エボラ出血熱】 未承認薬の使用を容認 WHO

 阿大陸西部で感染が拡大しつつあるエボラ出血熱。人の移動に従い、欧米でも感染、または死亡が確認されています。

 特にギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアでの対策は重要ですが、これ以上広げないことはもっと重要で、日本の国際協力機構(JICA)が現地に派遣した日本人スタッフ二十四人の退避を決めたのは、賢明な措置です。

 念のために彼らを一時的に隔離して感染の有無を確認する必要がありますが、夏休みの海外旅行から帰国した日本人や、海外からの入国者についても注意しなければなりません。空港はパンデミック(感染流行)防止の砦なのです。

 政府はすでに、これらの対策を急いでいます。ともすれば成田国際空港などで感染患者の入国があるかもしれません。人権上の配慮をしながらも、多くの生命を危険から守るには、感染患者の入国を確認次第、徹底的に隔離して他者との接触を防ぐことなのです。都内に入られたらおしまいです。

 空港検疫では、サーモ・ビデオ・システムを導入し、体温の異常がある者を別室に通します。しかし、これでも完全ではありません。

 いざとなれば世界保健機関(WHO)が使用を認めたように、未承認薬「ZMapp」や富士フィルムが開発した「ファビピラビル」を試す必要もあります。今回の感染拡大について、あまり対岸の火事だと思わないほうがよいです。

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