韓国に盗まれた企業の情報

皇紀2673年(平成25年)11月12日

 http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131111/……
 ▲産經新聞:ヒュンダイSUVなんと「雨漏り」、前代未聞の欠陥に韓国人の怒り爆発…世界の自動車メーカーも仰天
 http://diamond.jp/articles/-/44210
 ▲週刊ダイヤモンド:独占公開! サムスンが呑み込んだ日本の技術

 韓国の三星(サムスン)がわが国企業から技術者を引き抜き、彼らの持つ特許技術を秘密裏に獲得してきた問題で、『週刊ダイヤモンド』十一月十六日号は、どの出身企業のどの専門分野の日本人が三星にとって価値のある特許技術を流出させてきたのかを独自に分析し、その結果を公表しました。

 私はこの問題を何度か取り上げていますが、特に二月二十五日記事では半導体の開発研究で知られる微細加工研究所の湯之上隆所長が言及した「日本人顧問団」の存在を取り上げ、四月七日の講演で、富士通からパイオニアなどを経た故・前田和夫氏がそれを形成したわが国側の指南役ではなかったか、と申しました。

 彼らは高給を提示されて引き抜かれ、それがわが国企業にばれないよう、いわば「逆通名(日本人が韓国人名を名乗る)」までもを使って働いたようですが、大抵は約三年ほどで放り出されてしまいます

 韓国企業からすれば、技術さえ手に入れば日本人など「用なし」なのです。技術流出の理由の一つは、技術力を誇ってきたはずのわが国企業が技術者を大切にしてこなかったからですが、政府も企業も情報管理がまるでなっていません。韓国側にすれば、簡単に盗めてポイ捨て出来てしまう相手なのです。

 ダイヤモンド社がまとめた情報では、わが国企業が壊滅状態に追い込まれた半導体分野で、日立製作所と三菱電機の技術者が相当の特許を漏らして三星を儲けさせたようですが、光学分野の技術者が最も多く引き抜かれている可能性が高いことから、彼らはデジタメカメラの市場でもわが国企業を追い落とすつもりでしょう。

 しかし、その展望にも翳りが見え始めています。第二次安倍内閣の発足と同時に異常な円高がゆるやかに解消され始め、ウォン安に誘導して「ニ番手商法」で稼いできた韓国政府主導のやり方が通用しなくなりました。

 一部で「三星民国」とまで言われてきただけに、グループの総売上高は韓国の国内総生産(GDP)の三十%を超えていますこれが瓦解を始めると、韓国経済はもたないのであり、もう一つの巨大財閥である現代(ヒュンダイ)は、自動車分野で信じられない欠陥車を製造して集団訴訟まで起こされ、販売台数は米韓両国で過去最低水準まで低落してしまいました。

 わが国の首相は、よく日本経済団体連合会(経団連)らと懇談しているようですが、たまには要求されるばかりでなく、企業の特定機密保護に努めるよう彼らを叱り飛ばしてはいかがでしょうか。

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『韓国に盗まれた企業の情報』に1件のコメント

  1. MAYUMI:

    なぜ日本企業は回りまわって自分たちの足を引っ張ろうとするばかりの韓国企業と手を組んだり、韓国に工場を建てようとするのか。なぜ自分とこの技術者の管理を徹底してやらないのか。韓国が台湾のようにきちんと日本に感謝しているのならともかく、他に親日国たくさんあるのに、いいかげんにしてほしい。韓国がねつ造の反日をし続けることが自国にとって、いかに不利益になるかを思い知らせるべき。
    日韓の交流は彼の国が真実の歴史を自国民に教えるようなってからでいいと思う。