自衛隊告発した団体の正体

皇紀2673年(平成25年)4月15日

 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-04-11/20130411……
 ▲しんぶん赤旗:武器展示は銃刀法違反 元防衛相らを刑事告発 市民グループ 行事で参加者に操作体験

 陸上自衛隊第一師団が昨年四月八日に練馬駐屯地で開いた催しで、市民に弾の入っていない銃を扱わせたのは銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)違反に当たるとし、東京都内の市民団体「自衛隊をウォッチする市民の会」は十日、当時の田中直紀防衛大臣や自衛隊の幹部を東京地方検察庁特捜部に刑事告発しました。

 また、平成十九年十一月十一日に埼玉県秩父市の荒川総合運動公園で催されたお祭りでの武器展示も同法違反に当たるとし、当時の石破茂防衛相ら関係幹部を告発しています。

 この自衛隊をウォッチする市民の会は連絡先が「東京都豊島区南大塚1丁目60-20-903」となっていますが、調べてみればそこは「東京平和委員会」の住所でした。

 東京平和委員会とは「日本平和委員会」の地方支部の一つであり、日本共産党の下部団体です。決して一般的な「市民団体」ではありません

 種田和敏事務局長(弁護士)らが駐屯地内での違法行為の証拠として会見で提示した銃器の写真は、お祭りで展示された際の模造品(モデルガン)との指摘もあり、自衛隊が体験展示用に用意したものが本物でなかった場合、そもそも告発の主旨が完全に失われます。

 しかし、本物を体験展示した場合でもそれは違法でしょうか。私は高校在学中に海上自衛隊護衛艦に体験乗艦しましたが、すなわち「護衛艦そのものが銃器に当たる」などと言い出せば、実際護衛艦が当然ながら銃器と一体である以上、文民統制された軍隊またはその使用機材を今後私たち市民が視察(ウォッチ?)することも出来なくなるでしょう。

 共産党の機関紙である『しんぶん赤旗』は記事の解説で「子どもが人の命を奪う銃を簡単に手にし、標的を狙って引き金に指をかける姿は異常」と記述していますが、主語を「子供」と限定しておく巧妙さもさることながら、市民が銃を手にすることを「国内法で違法」ではなく「人の行為として異常」と前提するのなら、例えば永世中立国を「異常」と断罪したも同然です。

 銃を使用する犯罪行為によって生命が奪われてしまう許しがたい事件は刑法および銃刀法によって裁かれますが、自衛隊による銃の展示については自衛隊法が適用されるのであり、仮にも自衛官が無許可で市民に銃を触らせるといった銃刀法違反には今回当たりません。

 よって共産党の下部団体を仕切る弁護士たちは、これが法的に「無理筋」であることなど百も承知でしょう。たとえ告発が受理されなくても、自衛隊を萎縮させ、私たちの意識に「自衛隊は危険だ」という短絡的印象を植えつけることが思想破壊活動(国民世論に対するテロリズム)の目的です。

 私たちは決して騙されないよう、種田弁護士らの行為がむしろ刑法百七十二条のいわゆる「虚偽告訴罪」(特に自衛隊幹部に刑罰や懲役を受けさせる目的で虚偽の告発または申告した罪)に当たる可能性があることを指摘しましょう。

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『自衛隊告発した団体の正体』に1件のコメント

  1. KG:

    共産党やらそれに与する在日などは隙あれば
    相手をやり込めてやろうと
    日夜戸の隙間から
    隣の家を監視するように目を皿にして
    待ち構えている輩である。
    この自衛隊のイベントも手ぐすね引いて
    待ち構えていた証拠である。
    今回も、ここぞとばかり突っ込みを入れる
    いやらしさは共産党の特技である。

    共産党にとって、
    日本がどうなろうとこうなろうと
    どうでもよく、
    要は共産党の言い分が通って
    勢力拡大することが第一である。
    これが売国奴の特徴である。

    日本国民は共産党の毒牙にかからないこと
    が肝心。