中共大気汚染で具合が悪い

皇紀2672年(平成24年)4月1日

 http://envgis5.nies.go.jp/eastasia/ConcentrationMap1.php
 ▲国立環境研究所:東アジアの広域大気汚染マップ/黄砂と大気汚染物質の濃度予測分布図(地上付近)

 先日、或る体調の急な変化を親しい医学博士に相談したところ、興味深い知識を賜り、国立環境研究所が情報を公開(毎日更新)していると教えてくれました。

 例えば、杉などの花粉の飛散量に比べて花粉症状が重い、或いは花粉症と誤解するほど鼻水や咳が出たり、耳鳴りや頭痛、腱鞘炎、アトピー性皮膚炎、はたまた足がつる、こむら返りといった症状にいたるまで、考えれる原因の一つは、中共内で発生する火山灰よりも多い量の硫酸塩エアロゾルなどがわが国に飛来していることだというのです。

 硫酸塩エアロゾルとは、中共産に多い硫黄分などの有害物質を含む石炭を燃やす中共国内の工場から発生する二酸化硫黄が大気中で化合したもので、ずさんな中共の環境管理によって垂れ流されています。

 わが国では、昭和三十年代から五十年代まで各種の公害を経験したため、環境管理の技術を法的にも共有していますが、中共は経済的効率を優先して現在すでにあるそれら技術を採用しようとしません。

 東京電力福島第一原子力発電所が事故を起こして以来、特に私たちは「日本こそ放射性物質をばらまいた」という自責の念から発言を控える傾向がありますが、壊れた炉心を抱えた原発周辺はともかく、極めて微量の放射性物質が拡散したことと、先述の通り火山灰よりも多い量の明らかな有害物質が毎日のように垂れ流され、他国にまで流れ込んでいるという現実は、まったく別に整理して議論されるべきです。

 黄砂の飛来はよく知られていますが、かつて中共が行った核実験によって撒き散らされた放射性物質を含んでいる可能性のみならず、今も発生し続ける有害物質を確実に含んでいることを知っておかねばなりません。中共人民の健康被害もはなはだしいでしょう。

 中共政府と原発事故に関する情報を隠蔽しようとした菅前政権は権力の性質が同じであり、重大な被害をもたらす一大事が起きれば、まず真っ先に情報の中心より人々を遠ざけることから始めるのです。

 しかしながら、これは私たちの暮らしを、そしてわが国を脅かす「見えない化学兵器」であり、私たちが対策の要を訴えなければなりません。中共が希土類(レアアース)の輸出を規制して日欧米から提訴されたのに対し、白々しく「環境のため」などと言い訳したことにも、そしてわが国政府が欧米に追従する方法でしか中共に抗議せず、真っ先に日本企業から嫌がらせを受けるであろうことにも、対策の要を必死で訴えていきましょう。

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