これでも民主党に投票する

皇紀2672年(平成24年)1月25日

 二十四日に天皇陛下の召集を賜って開会された通常国会。野田佳彦首相の所信表明演説が民主党への政権交代を否定する内容ですらあったことは、もう論評する価値もありません。

 それより、私たちが知っておくべき呆れた民主党内の人事がありました。まず、いわゆる「素人だから文民統制」発言でその資格がないことを露呈させ、参議院で問責決議が可決された一川保夫前防衛相が新しい参議院幹事長に選ばれたというのです。

 推挙したのは、輿石東幹事長でした。いったい何を考えているのでしょうか。さらに、新しい政治倫理審査会長に、官民一致を疑われたとはいえ宮城県知事を恫喝して辞任した松本龍元防災担当相が就きました。この方自身の倫理観こそ先に問われるべきです。

 民主党は笑われたいのか、呪われたいのか、もう何がしたいのかわかりません。創価学会=公明党と組んだ自民党が信用を失ったのは自業自得ですが、これでも民主党に投票する人がいるのでしょうか。

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『これでも民主党に投票する』に1件のコメント

  1. 千絵:

    信用って積み上げようと思ったら一苦労ですよね。
    なのに崩れるきっかけとなるものはほんの少しの、それこそひとつまみほどの穴から一気に崩れるものなんですよ。 だから信用ほど繊細なものはこの世にないと思います。

    遠藤さんはやっぱり色んなコトをよくご存知ですね、立ち寄れば立ち寄るほどそう実感します。 これからもドシドシと寄らせて頂きます。