わが国が世界初の採掘へ

皇紀2672年(平成24年)1月20日

 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120118-OYT1T0……
 ▲讀賣新聞:愛知沖でメタンハイドレート試掘…2月中旬にも

 資源と食糧を自給できるようになれば、国家安全保障上のあらゆる危険性を低く抑えられます。経済産業省が世界で初めてとなるメタンハイドレートの大規模採掘実験に乗り出すことは、昨年9月10日に大阪市内で開いた講演会でもお話ししました。

 讀賣新聞社の記事は、それがいよいよ始まるという報であり、特に原子力発電所事故を一つのきっかけとして、私たちが「自立再生」に目覚める実験となってほしいものです。

 メタンハイドレートの採掘には、多くの課題もあります。東部南海トラフ海域より日本海側のほうがよいのではないか、或いは低価格で大量に採取するための技術的課題の克服、地球温暖化という科学的立証の不十分な主張を前に、いわゆる「温室効果」のほとんどないことを証明できるか、といったものです。

 しかし、これらの問題を恐れて採掘実験から逃げるわけにはいきません。今回の決断は、オーランチオキトリウムの実用化を目指す実験同様、人類規模で大いなる意味を持つのです。

 現下のわが国は、現世個人の乏しい知性だけで皇室が滅ぼされようとしていたり、給与下落の激しい経済状態で増税を試みる愚か者が政治を主導していたりしますが、暗い話ばかりではありません。国家の将来に希望をもって、諸問題を乗り越えてまいりましょう。

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『わが国が世界初の採掘へ』に2件のコメント

  1. 千絵:

    賞与はおろか、給与までもが減額されてしまうこのご時世、増税など精神的に負担になりそうな事ばかりではなく、ひとつの事を成し遂げる事によって暗闇の中から一筋の光を見出せた喜びをかみしめる日、こちらを御覧になっているみなさん、きっと指折々と待ち侘びている事だと思います。 前向きさも必要ですよね。

    一昨日、ふいに奇遇に立ち寄らせて頂いた者ですが、とても素敵なブログと出会えて、私も遠藤さんからお力を分けて頂いているように思えます、ありがとうございます。 またあらゆる事をあらゆる角度から色々と学ばせて下さい、今後とも毎日でも立ち寄らせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。

  2. 安倍屋:

    はじめてコメント差し上げます。
    昨年11月の日比谷請願デモに参加しました九州の安倍と申します。

    ついにメタハイの試掘ですか!
    オーランチオキトリウム(藻)からの生成される石油(炭化水素)の実用、EEZの開発で我が国の将来に希望が持てるように思います。
    この希望を絶やさない為にも占領憲法の無効確認が肝要ですね!

    ※私事で恐縮なのですが質問があります。
    真正護憲の実現によるご皇室の弥栄の為に、私としても保守哲学から國學・真正護憲論へと学んでいるところなのですが、私と同じように西洋保守哲学に触れても、それを戦後日本へと反映出来ずに改憲を唱える人達がいる事に戸惑いをおぼえています。
    何とか彼らの目を開けるような自分でありたいと、遠藤先生の記事や動画から少しでも多く吸収したいのですが、浅学非才の身ゆえ捗りません。
    そんな折にある動画で遠藤先生が「宮中祭祀がまさに保守哲学である」というお話をされておりました。

    宮中祭祀とはどのようなものか学びたいのですが、おすすめの参考図書などありましたらご紹介頂けないでしょうか?

    不躾ではありますが、何卒よろしくお願い致します。