この大学生を忘れない

皇紀2671年(平成23年)12月21日

 とにかく以下の記事をお読み下さい。

 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/61605415.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:占領憲法に体当たりした自決・・・清水澄博士の碑の前で・・・
 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/61605502.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:石川県護国神社内の清水澄博士の前で自決した「青年」の意味!
 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/61605623.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:平成の「三島由紀夫烈士」現れる!・・・石川護国神社での自決「杉田智烈士」
 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/61607154.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:清水澄(とおる)博士を知らない日本人は、もぐりだ!

 大東亜戦争開戦から70年目の日、占領憲法(日本国憲法)の発布に國體(国体)の危機を唱えられ、昭和21年9月25日に熱海の錦ヶ浦にて自決された清水澄法学博士の碑の前で、金沢大学4年生の杉田智氏が、国旗を護るようにして割腹自決しました。

 この件を私が本日まで扱わなかったのは、単に雑務に忙殺されて本件で独自の情報を得られなかっただけでなく、吉水神社の佐藤素心宮司も書いておられるように、なぜこの若さで自決という道を選ばれたのか、一報を目にして以来、口惜しさのあまりどう述べてよいかすっかり困惑してしまったためです。

 しかし、読者の方から、私がこの件を取り上げるべきだとのご進言をいただきました。そして、多少は心が鎮まった今、ただひたすら1人でも多くの皆様にわが国の大学生が大東亜戦争開戦の日に清水博士の碑の前で自決した事実を知っていただこうとした諸氏に加わります。

 本日まで、やはりテレビメディア各社は全くこれを報じていません。誰にも知られず、ごくひっそりとインターネット上だけで広がりつつあるということが、果たして彼の望みだったのでしょうか。

 いや、彼がたった1人で占領憲法下のわが国と闘った結果だったにせよ、彼の想いは継承されてしかるべきです。申しわけない。

 ただ、どうしても生前の彼と話がしたかった。佐藤宮司もそうであったに違いない。私たちはついに先月6日、護憲でも改憲でも加憲でも破棄でもない「占領憲法の無効確認」を参議院に請願したのだから、願わくば彼にも戦列に加わってもらいたかった。

 ご両親の心中をお察し申し上げます。そして、彼のご冥福を……と申したいところですが、私は彼が「護國の鬼神」になられたように思えるのです。

 朝鮮半島情勢は動き出しました。わが国もかつての台湾も、経済によって「売国」が平気になり始めています。これはただではすまないでしょう。なぜなら「護國の鬼神」がにらみを効かす世の中になったのですから。

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『この大学生を忘れない』に2件のコメント

  1. 九州男児:

    遠藤さん、本日は杉田智烈士の自決の件を取り上げて戴き、誠にありがとうございます。
    何だか、催促したようで申し訳ありません、しかし 遅かれ早かれ、遠藤さんであれば、必ずこの件を書いて戴けるだろうと思い、お願いした次第であります。

    ネットを見ていましたら、実は有名な大型の掲示板でも、彼が自決をした12月8日に時事通信の記事が取り上げられていたのですが、いかせん記事は自決の中身までは書いてませんし、単なる一青年の自殺として扱っているだけなので、心ない書き込みが多々ありましたが、仕方のない事なのかもしれません。
    今後、この事が闇の中に消えてしまうような事にはなってほしくありません。

    杉田智さんのご冥福を祈ります。

  2. 大坪明子:

    遠藤健太郎様

    一ヶ月が経過しましたね。

    この報を受けて、私たち日本の大人達は何と罪深いことをしてきたのだろうと、ただただ深いため息ばかりが出ました。

    最も信頼しているひとりの友人にのみ、このことを話しました。彼もしばらく無言でした。