何やってんだ!参院自民党

皇紀2671年(平成23年)10月3日

 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011100100294&j4
 ▲時事通信:参院自民、人事の混迷続く=「中曽根氏解任」の声も

 自民党の中曽根弘文参議院議員会長(元外相)を擁護するつもりはありませんが、先日も申しましたように、鴻池祥肇元防災担当相を幹事長にするくらいの「党としての方向性」を示すことすら出来ないのなら、もう民主党と同じなのですから、消えてしまえばよいのです。

 党内三大「売国」派閥の議員たちは、鴻池議員の幹事長起用案に反対票を投じ、よりによって溝手顕正元防災担当相がよいなどと薦めています。

 鴻池議員と溝手議員は、ともに前述の通り内閣府特命の防災担当相を経験していますが、鴻池議員は内閣官房副長官時代に不祥事があったものの、溝手議員は防災担当相としての能力そのものが疑われるような言動を(平成19年能登半島地震、台風4号、新潟県中越沖地震で)繰り返した政治家です。

 東日本大震災の対応を間違えた民主党との違いを明解にすることを前提として、自民党が「自分たちなら被災された方々にこのような復興を保障する」と示さねばならない時に、溝手議員が参議院幹事長にふさわしいと言える「派閥」のことしか頭にない議員は、民主党議員とともに次回選挙で全員落選させねばなりません。

 このような議員たちは、国家を守り抜く強い信念をきつい言葉で語るくらいでなければ、もう何も前に進まないほどの国家的・経済的危機を体験している、という自覚がないのです。

 そもそも今回の人事の混乱は、あの「ちゃっかりデブ」が辞表を出したりしたことから一気に増幅し始めました。詳しくは申せませんが、あの派閥には頭のおかしい議員しかいないのでしょうか。だから某党の幹事長も未だ私は信用してい……、いや、これは書かないことにしておきましょう。

 米ニューヨークで「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に展開しているデモが全米に広がり、1日には約700人もの参加者が逮捕されてしまいましたが、権力者をいわば「君主」にいただく欧米の大衆運動では国家を転覆させかねないにせよ、わが国の私たちが正常な政治の回復を訴えて行動することは決して「革命」ではありませんし、よって天皇陛下のご存在のおかげで国家が転覆することもありません。

 いよいよ来月です。11月6日の日曜日に、私たちは国会請願のためのデモを東京・日比谷公会堂から行ないます。万障お繰り合わせの上、是非ともご参加下さい。

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『何やってんだ!参院自民党』に1件のコメント

  1. ノッポ:

    初めてコメントします
    ほとんど毎日のようにこのブログ見ています
    遠藤さんのような方が国会議員として必要です。政権交代以来日々イライラの毎日です。ほんと民主党ってダメです。といって自民党もね一部を除いて。講演会等参加したいと思うのですが、只今、介護中にてどこへも行けず、保守中心のブログをあちこちしています。このブログ、正論を堂々と述べられ、幅広い視野からの発信は大変勉強になります。