【動画】候補者を除名

皇紀2670年(平成22年)7月6日

 本日は、まずこちらの動画をご覧下さい。

 ▲たちあがれ日本チャンネル:足高慶宣候補の除名について 代表・平沼赳夫/たちあがれ日本

 たちあがれ日本は3日、社会福祉法人「日本置き薬協会」前常任理事長の足高慶宣参議院議員比例代表候補を除名とし、比例代表名簿から削除しました。理由は、平沼赳夫代表が明確に説明されている通り、足高氏が沖縄県石垣市尖閣諸島への上陸を党に何の説明もなく試み、3日夕方に西表島へ渡航したものの、まったく本人と連絡が取れないためです。

 この件について、私に見解を求めるお声をいくつか頂戴しましたので、まずそのような立場にはありませんが、一応援者として私なりの考えを表明しておきたいと思います。

 足高氏が行動を起こしたのは、まさに私たちが「『日本よ、立ち上がれ』決起集会」を神戸市にて開催しているころでした。昨年12月には、仲間均石垣市議会議員をお招きし、南出喜久治辯護士とともに「『領土と憲法』決起集会」を開催しましたが、ここで平沼代表が説明されている事情、尖閣諸島の現実がすべて明らかになっています。

 http://www.shinhoshu.com/2009/12/post-119.html

 ▲真・保守市民の会:「領土と憲法」大阪決起集会のご報告

 私は足高氏を存じ上げないので、ご本人がどのような想いで尖閣諸島を目指されたのかは分かりませんが、第1に選挙期間中であることを忘れてはなりません。比例代表候補者は、今まさに全国各地を走り回って自らの主張や党の公約を私たちに説明しています。その作業をおろそかにしたことは、国民への説明を軽視したというそしりを免れません。

 第2に、党の公認候補者でありながら、かくも重大な行動を党に何の連絡もせず、何の説明もしないまましたということです。平沼代表も述べておられるように、「尖閣諸島の領有権は日本にある」という党の(というより日本の)基本理念はいささかも変わっていませんから、やはりここが一番の問題だったのかもしれません。

 仲間議員のように、是非とも当選し、私たちの想いを受けた議員として行動を起こして欲しかったものです。日本の政治家による行動であるからこそ外交的な意味を持ち、ゆえに西村眞悟衆議院議員(当時)と仲間議員の魚釣島上陸は、中共への圧力となりました。

 足高氏の信念は決して誰にも否定されるものではないと思いますが、たちあがれ日本の候補者全員で頑張っている選挙期間中に極めて個人主義的な行動をとるのは、身体を張って争点を提言されたとも言えますが、領土保守を掲げて「反保守」を示しているようなものです。今後、氏にはまた別の機会に立ち上がっていただきたいと思います。

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自前の憲法が暮らしをよくする!

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『【動画】候補者を除名』に2件のコメント

  1. ストリートマン:

    政党が有るにも関わらず「党首」が知らないところでのパフォーマンスは許されるものでは有りません。矢張り事の順序を知らない人は駄目でしょう。

  2. :

    足高慶宣(笑)所詮、胡散臭いチャンネル桜の人(笑)興味なし!平沼、西村先生ガンバ!