優しさは世界を救えるか?

皇紀2675年(平成27年)1月3日

●お正月の映画鑑賞~おすすめ●
 http://www.vancouver-asahi.jp/
 ▲映画『バンクーバーの朝日』公式サイト
 http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html
 ▲映画『ベイマックス』公式サイト

 現在劇場公開中の作品では、やはり邦画の『バンクーバーの朝日』と洋画の『ベイマックス』が話題作といったところでしょう。子供たちに人気の『妖怪ウォッチ/誕生の秘密だニャン!』もありますが。

 石井裕也監督作品『バンクーバーの朝日』(東宝配給)については、旧年十二月二十二日記事で取り上げました。ぜひ観ておきたい作品です。

 さて、米国のアニメーション作品『ベイマックス』(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ配給)は、わが国の東京に似せた(サン・フランシスコの要素も強い)架空の街を舞台に、今は亡き兄が遺した介護ロボットと少年(弟)との不思議な交流を描いています。

 「優しさは世界を救えるか?」をテーマにしており、実はここに最も日本的なものを感じるのです。占領憲法(日本国憲法)下の悪い部分を申しているのではなく、もっと民族の本質的な性質のこと。

 兄の死には或る疑惑があり、解明されるにつれ、弟にも身の危険が迫ります。しかし、神社の鈴をモチーフにデザインされたベイマックスは、人を傷つけることを禁じられたロボットのようなのです。

 一体どうするのでしょう? どうなるのでしょう? それでも人は自らの身を守らなければなりませんから。

 もしご覧になるならぜひとも字幕版でどうぞ。国語吹き替え版ですと、(大嫌いなので口が悪いですが)メスゴリラの唄う変な歌がエンディングに流れてしまうそうなので(私には優しさが足りないのか)。わざわざ英語版にしていますけど、あれ、全世界公開で採用された歌ではありませんから。

スポンサードリンク

『優しさは世界を救えるか?』に2件のコメント

  1. まいまい:

    わたしもAI大っキライ!!
    久々の毒舌にスカッとしました。。

    創価が日本のディズニーにゴリ押ししたのかな。

  2. tw:

    twitterにたぶん「メスゴリラ」のとこを「差別表現だから撤回しろ」とかいってるヤツあり

    自分の気に入らん政治家とかは呼び捨てでイイとかいってるくせにこの擁護っぷり

    創価要員が正体をあらわしたか・・