ミャンマー戦闘に中共の影

皇紀2675年(平成27年)3月15日

■3.15集会のお知らせ■
 と き 平成27年3月15日(日曜日)13時30分~16時30分
 ところ 神戸市勤労会館4階
 講 演 「安倍政権には、常に軌道修正が必要だ」
      遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 無料
 主 催 いつくしきのりの会
 皆様のご参加、お待ちしています。

 http://www.sankei.com/world/news/150314/wor150314……
 ▲産經新聞:ミャンマー軍機の爆弾が中国側に着弾、13人死傷 ネット「内戦に介入すべき」中国当局は対立回避

 ミャンマー(緬国)東北部シャン州で続いている緬国軍とコーカン族武装勢力との戦闘で、国軍機が十三日に投下したとされる爆弾が中共雲南省臨滄市側に着弾し、住民十三人が死傷した事件。かかる報道は慎重にしていただきたい、と申しますのも、事態はそう単純ではないからです。

 コーカン族は華人(漢民族)系の少数民族で、今回の戦闘には中共共産党人民解放軍の元兵士や現役兵士までもが傭兵として参加しています。

 もちろん公式には否定されていますが、緬政府と少数武装民族らとの停戦合意に向けた話し合いの場からコーカン族だけが外されているのは、中共共産党の関与が強く疑われるほど強固な武装訓練と解放軍用武器・弾薬の使用の形跡が見られ、緬政府が話し合いにならないと判断したからにほかなりません。

 また、雲南省に被弾した件では緬政府が国軍の関与を否定し、戦闘機の飛行記録を開示してでも中共北京政府の対緬批判をかわす構えです。

 中共外交部の対応が穏便なのも異様であり、わが国や越比(ヴェト・ナムとフィリピン)に対する態度とはまったく違っています。その理由について、いわゆる「脱中共」に舵を切った緬国に何かを仕掛けている最中と考えるのが適当でしょう。

 このままでは一方的に緬国が「悪者」扱いを受けかねず、その背景にある事情を皆さんにも知っておいていただきたいと思います。
 

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